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グラフィックデザイン用語辞典

DPI

Dot Per Inchの略

DPI

 DTPでつきまとうDPIという言葉、解像度を示す値でDot Per Inchつまり1インチあたりのドットの数を表すものでビットマップ画像の大きさを表す値ではありません。

 たまに画像は300DPIでくださいとかいう人がいますが、正直ちょっとぼやけたリクエストです。

 なぜかというと300px X 300pxのビットマップ画像でもDPIとしてみれば10DPIにもできるし、300DPIにすることも可能です。

 DPIはあくまで出力したときの画像の精細さでサイズではありません。

 ビットマップ画像のサイズは横のピクセル数×縦のピクセル数で表します。

PPI

似たような用語でPPIというのもあります。

 PPIはPixel Per Inch の略で画素に対して使用する単位で、DPIと同じように1インチの中にある画素数が数値になります。

 かつてモニターがブラウン管だったころは概ね72PPIで統一されていた気がしますが、現代のディスプレイモニターでは150PPIあたりでモデルによってまちまちの印象があります。

 iPhone13 Pro Maxになると457ppiと大変密度の高いディスプレイが使われています。

LPI

 印刷の精細さを指す単位でLine Per Inch の略です。コンピューターを使わずにデザインをする時代からある単位の線数のことです。

 印刷業界では紙面の解像度を175線や240線などと表現しますが、そのままLPIに置き換えればよいと思います。

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