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トーンカーブ(U)… Ctrl+M

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色調補正  トーンカーブ(U)... Ctrl+M

 このツールを理解すると、画像の調整・表現の幅が思いっきり広がります。グラフ内にグレーで表示されている明暗(RGBチャンネル選択時)をカーブや鉛筆ツールを使って分布具合を編集するツールです。

 グラフの横軸は画像がもつ明暗、縦軸が結果にしたい明暗なので、横軸の一番左は画像の一番くらい部分(ピクセル)、横軸の一番右の一番明るい部分を縦軸の一番暗い一番下の部分と、縦軸の一番明るい部分一番上を結んだ45度の角度の線なら、結果は完全に同じになります。

 よくわからないのでプリセットと結果を見比べていきます。  

プリセット:暗く

RGBすべてのチャンネルを選択しているモードで、中間部が下がっているカーブです。つまり元画像の中間の明るさの部分を少し暗くし、一番暗い部分と、一番明るい部分はそのままに、ということです。写真全体の調子は暗い印象になりますが、暗部とハイライトは元のままです。

プリセット:コントラスト強く

RGBすべてのチャンネルを選択しているモードで、暗部をさらに暗く、明るい部分をさらにあかるくするというグラフになります。一番暗い部分、中間、一番明るい部分はそのままです。このSカーブは大変良く使うカーブで、明るさ・コントラスト で調節するよりも、調整度合い、調整ポイントが自由になるトーンカーブで調節する方が圧倒的に自由度が高いです。

プリセット:ネガ

明るい部分と暗い部分を完全に反転すればネガ画像ができます。

 トーンカーブの取り扱いは慣れが必要ですが、大変参考になるページがAdobe Blogの中にあります。

 思い通りに修正しよう!Photoshopの使い方〝詳細〟解説 ② 全ての基本「トーンカーブ」の見方とつくり方【トーンカーブ前編】

 この村上 良日 さんの記事、神がかっています。

 記事に添付されているファイル、実際に画像の調子を変えると逆にどのようなトーンカーブを描くのかをその場で見て試せます。