Adobe Firefly解禁!その1
画像生成系AI Adobe Fireflyが解禁!
ベータという条件ではありますが、ついにAdobe Fireflyが利用可能になりました。
利用可能は機能は
- Text to image(プロンプトで画像生成)
- Generative fill(プロンプトによる生成型画像修正)
- Text effects(プロンプトによるテキストへのエフェクト適用)
- Generative reclor(生成型再配色)
- 3D to image(準備中)
- Extend image(準備中)
公開されている機能のうち4つの機能がベータ利用可能で、まだ商用利用はできないとされています。
また現時点でプロンプトは英語のみ対応という状況です。
Firefly解禁とPhotoshop 24.5リリースのタイミングに合わせて、Photoshopベータでは、プロンプトによる生成型画像修正機能、Generative fillがPhotoshopの中で利用できるようになっています。
あっと言う間にこのような4つの候補画像が生成されます。
右側には微調節用のパネルが表示されます。
Aspect ratio
縦横比を変更することができます、縦横比を変更することで画像は再度生成処理されるので、描画内容も変更されます。
もちろんベータなので精度などもこれからどんどん上がっていくと思いますが、なんだかうまく再描画されないことがありました。
上記プロンプトで生成された画像の縦横比を16:9に変更してスタイルをPhotoにしたところ、腕が3本になってしまいました。
Content Type
Content Typeでは絵のスタイルをNone、Photo、Graphic、Artから選択することができます。
タイプを選択すると即座に画像がリフレッシュされます。
Noneでは基礎的な要素が集まっただけ、Photoではより写真として完成度が上がった印象、Graphicでは一挙にイラストのようなタッチになり、Artはイラストをベースによりディテールが上がった感じで生成されました。
Style、Themes、Color and tone
スタイル、テーマ、色味などの観点で生成される画像を調節していくことが可能です。
a kid in space suit floating in space earth on the background
というプロンプトに加え、”Pencil drawing”、”Black and white”、”Wide angle”、”Studio Lighting”というオプションを加えたのが上の画像です。
満足のいく画像が生成されたら、その画像をクリックして画像をロールオーバーすると表示されるの右上のダウンロードボタンを押すと画像がダウンロードされます。
Firefly betaの透かしが入った1024×1024ピクセルの画像が生成されました。
商用に使用できないといはいえ企画書などには十分使えちゃうレベルです。今後権利処理済で商用利用ができる画像が手軽に生成できるとなると、また業界の構造が大きく変化しそうな気配です。
次の記事ではGenerative fill(プロンプトによる生成型画像修正)を試します!
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