elementor oneにしました!
elementorはWordpress用のページビルダー
以前はシンプルにWordpress用のページビルダーとして、無料版と有料版のProが提供されていましたが、現在ではelementor oneというサービスが主体で、生成AIがインテグレートされたページビルダーelementor Pro、複数のサイトの状況を一元的に監視することができるelemenor site manager、VIPサポートというWeb制作事業者や複数サイト運用者向けの総合ソリューションとして提供されています。
ここ数年旧プランで運用していた
筆者の場合50を超える複数のサイトでelementorを利用しています。
elementor oneで50以上のサイトでアクティベートしたい場合は一番上位のAgencyプランを使う必要がありますが、年$540と結構なお値段になります。
筆者が最初に契約したときは1000サイトまでProをアクティベートできる年$199のプランがあって、それを毎年更新することでお得に利用していたわけですが、旧プランではVIPサポート呼ばれる素早いサポート体制が受けられません。
安さに負けてずるずると旧プランを使い続けていましたが、今年はうっかり失効したクレジットカード情報の登録を忘れてしまって、まんまと再契約が必要になってしまいました。
再契約では旧プランは選択できないということで、50サイトをなんとかしないといけない筆者には選択肢はなく、問答無用で最上位プランのAgencyを選ぶことになったわけです。
elementor oneで使える機能はちょっとトリッキー
契約して日が浅いので筆者の理解が追い付いていない部分もあるかもしれません。。。
| カテゴリ | 機能名 | 概要・主な特徴 |
|---|---|---|
| 管理・運用 | Site Management | 複数WordPressサイトの更新・パフォーマンス・セキュリティを1箇所で一括監視・操作。 |
| 管理・運用 | Email Deliverability (Site Mailer) | SMTP設定なしで、お問い合わせフォーム等の自動返信メールを確実に届ける送信環境。 |
| 管理・運用 | Submissions | サイト内の各種フォームから送信されたリードデータを一元管理・分析。 |
| 管理・運用 | Role Manager | ユーザー権限ごとにエディタ内で編集できる範囲や設定権限を制限。 |
| AI・制作 | Angie – Native AI | 対話型AIを活用し、自作ウィジェットやカスタムコードを自動生成。 |
| AI・制作 | Site Planner | AIがサイト全体の構成案やワイヤーフレームを数分で自動構築。 |
| 最適化 | Site Performance | ページの読み込み速度を高速化し、Core Web Vitalsのスコアを改善。 |
| 最適化 | Image Optimization | 画像を画質維持したままWebP/AVIFなどの次世代形式へ自動軽量化。 |
| 最適化 | Accessibility | 多様な閲覧者(視覚・操作サポートが必要なユーザー)へ配慮したサイトへ調整。 |
| 最適化 | Cookie Consent | GDPR等の海外プライバシー規制にも対応可能なクッキー同意バナーを簡単設置。 |
| 制作基盤 | Theme Builder | ヘッダー・フッター・投稿ページ・アーカイブなどをノーコードで統一デザイン。 |
| 制作基盤 | Popups | 滞在時間やスクロール率などの各種トリガーに対応したポップアップを制作。 |
| 制作基盤 | Global Styles | サイト全体のフォントやカラーセットを一元管理し、ブランドの一貫性を保持。 |
| 制作基盤 | Site Settings | レイアウト幅や共通ボタンの初期スタイルなど、全体の共通ルールを設定。 |
| 制作基盤 | Site Logo | ブランドロゴを一元管理し、サイト全体へスムーズに反映。 |
| 制作基盤 | Custom Icons | 独自デザインのSVGアイコンセットをアップロードして使用。 |
| 制作基盤 | Custom Fonts | 独自のWebフォントを登録し、サイト全体に適用。 |
| 制作基盤 | Custom Code | <head>や<body>への計測コードやCSS/JSなどのカスタムコードを安全管理。 |
上記キャプチャ画像のOPENボタンがあるのがインストール済もしくは既存機能をボタン化したものです。
筆者はSite ManagerとImage Opitimizerを追加インストールしました。
Add for freeというボタンがelementor oneで利用できる機能と思えばよいと思います。
つまり能動的に新たなプラグインをoneの利用権内でインストールできる感じです。
要注意機能その1)Site Manager
一元的に複数のサイトを監視することが可能です。
| カテゴリ | 機能名 | 概要・主な特徴 |
|---|---|---|
| リアルタイム監視 | ステータス・接続確認 | 各サイトの稼働状態(Active/Error等)やクラウドとの通信状況を一目で把握。 |
| リアルタイム監視 | パフォーマンス・セキュリティ監視 | 接続している全サイトの表示速度指標や主要セキュリティ状態を統合モニタリング。 |
| リモート一括更新 | 一括アップデート操作 | 各個別サイトへログインせずに、WordPressコア・プラグイン・テーマを1箇所から一括更新。 |
| リモート一括更新 | ダッシュボード同期(Sync) | ワンクリックで最新のサイト構成データやライセンス更新情報を即時手動同期。 |
| DB最適化 | データベース・クリーンアップ | 期限切れトランジェントや投稿リビジョンなどの不要データを一括クリーンアップ。 |
| DB最適化 | コメント・下書き整理 | スパムコメントや放置されている古いゴミ箱データをまとめて整理。 |
| 管理インフラ | 公式システムユーザー連携 | `manage-system-user` による安全なREST API自動連携で確実な外部リモート操作を実現。 |
この表の最後のところが要注意です。
勝手にユーザーを作ってしまいます。
これってセキュリティー的に大きなリスクを抱えているように見えてなりません。
正直、筆者は知らないユーザーがいる!と思ってGeminiに聞いてみたら、それはハックされていると言われ非常に慌てました。
そのあとelementorのAIに問い合わせたところ正常だと言われて安心しましたが、プラグインがユーザーを作成できるってのはちょっと一線を越えてしまった感があります。
要注意機能その2)Image Optimization
メディアファイルに登録されている画像のファイルサイズを小さくすることで、サイトのアクセススピードを向上させようという機能です。
オリジナルを消去しない機能やAVIF形式への変換など非常に優秀です。
| カテゴリ | 機能名 | 概要・主な特徴 |
|---|---|---|
| 形式変換 | 次世代フォーマット変換 | JPEGやPNG画像を画質を維持したまま高圧縮なWebPやAVIF形式へ自動変換。 |
| 自動圧縮 | 自動リサイズ・ロスレス圧縮 | メディアライブラリへの画像アップロード時にファイルサイズを自動で最適な大きさに軽量化。 |
| 一括処理 | 一括最適化(Bulk Optimize) | 過去にアップロード済みの既存画像を一括でまとめ処理し、サイト全体をまとめて軽量化。 |
| 運用・仕様 | 月間クレジット管理 | 1画像処理につき1クレジット消費。Elementor One契約に応じて毎月自動でチャージ・リセット。 |
ただし、変換するごとにクレジットが消費されます。
つまり調子にのってガンガン変換しているとお金が必要な領域に突入してしまうということです。
elementor oneでクレジットを消費する機能
一見、オールインワンで様々なウェブ制作、ウェブ運用が手に入る感じのelementor oneですが、実は部分的に従量制のサービスが存在しています。
| 機能・サービス名 | 消費ルール | 概要・具体的な動作 |
|---|---|---|
| Image Optimizer | 1画像 = 1クレジット | 画像のWebP/AVIFへの自動変換、新規アップロード時の自動圧縮、過去画像の一括最適化(Bulk Optimize)の実行時に消費。 |
| Elementor AI (テキスト・コード生成) |
1生成/リクエスト毎に消費 | エディタ内でのキャッチコピー文章作成・翻訳、カスタムCSSやJavaScriptコードの自動生成、AIアシスタント(Angie)への質問実行時に消費。 |
| Elementor AI (画像生成・加工) |
1画像生成毎に消費 | AIプロンプトからの新規画像生成、画像の背景削除(Background Removal)、画像サイズ拡張(Generative Expand)などの高度な加工処理時に消費。 |
| Site Mailer (Email Deliverability) |
送信1通 = 1クレジット | お問い合わせフォーム送信時の自動返信メールや管理者宛通知など、WordPressから送信されるメール1通ごとに月間クレジット枠を消費。 |
上記のうち、画像生成、コード生成、メーラー機能を筆者は試していません。
サイトによってはメーラー機能の送信1=1クレジットは大きいかもしれません。
elementor oneは結局良い
では筆者は今の状況を満足しているのか?
満足しています。
WordPress + elementorってやはり小回りが利くので還暦を迎えるコーディングができないし、AIにコーディングしてもらってもたかがしれてる筆者にとっては非常に重宝する仕組みです。
oneになってずいぶん高くなってしまいましたが、クライアントを満足させるためにしなければならない業務に集中できる環境を提供してくれます。
グラフィックデザインって時代に即して、あ、これ新しい!と思わせることも必要です。
そんな新しい表現を具現化するためにショートカットを与えてくれるのがelementor oneだと思いました。
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