LogitechがLoupedeckを買収!?
Logitechといえば
日本でのLogitechは株式会社ロジテック でストレージ製品などで一般に知られているブランドですが海外では日本でLogicool という名称で浸透している入力デバイスブランドです。
そのロジクールが本家のサイトでLoupedeck社の買収を発表しました。
ロジクールの本家Logitechはスイスのローザンヌが拠点、Loupedeckはフィンランドのヘルシンキが拠点ということで国際的な買収劇だったようです。
クリエイターには馴染み深いロジクールのキーボード・マウス
筆者は思い出せないほど長いあいだロジクールのマウスユーザーで、キーボードもロジクールCraftというモデルからずーっとロジクールです。
理由はひとつロジクールが提供するOptions+というキーボード・マウスを設定するソフトウェアで、Options+にはFlowという機能が搭載されています。
Flowを使うと1セットのキーボード・マウスを最大3デバイス間で利用することが可能で、その3デバイスは異なったOSでも利用でき、マウスのポインタをシームレスに横断し、マウスポインタのあるデバイスに対してキーボードの接続先が切り替わります。
さらにその3デバイス間ではコピー&ペーストも可能という魔法レベルのソフトウェアです。
Options+およびFlowを利用するには対応デバイス が必要になります。
デバイス自体の品質も高く、クリエイティブ作業にはもってこいのキーボード・マウスです。
Loupedeckは?
ずーっとループデッキと読むんだと思っていましたが、正しくはルーペデッキみたいです。
筆者は使ったことがありませんが、存在は知っていました。
特に気になっていたのが以下のモデル、Loupedeck CT です。
- Lightroom Classic、 Capture One(MacOS)、 Camera Raw対応Photoshop、 Premiere Pro、 After Effects、 Illustrator、 Audition、 Final Cut Pro、 Ableton Live 10、 OBS Studio、 Streamlabs (Windows) 等 -各ソフトウェアとAPIで統合し、すぐに操作可能なプロファイルが設定されています。※2022年11月現在、AfterEffectsでの日本語入力での操作時に一部機能が動作しない現象が確認されており対応中です。※連携のためにアプリケーション側での設定が必要な場合があります。
- ショートカットとマクロを使用すれば、あらゆる写真、動画、音楽、イラスト作成アプリから普段使いのExcel、ZOOM、Google Chromeまで、カスタムプロファイルを作成できます。使用中のアプリケーションを自動で判別しプロファイルを切り替える[ダイナミックモード]も可能
- カスタムプロファイルを作成し、各種のツールと機能をボタン、タッチスクリーン、ホイール、ダイヤルに、自由自在に割り当てることが可能。
- 日本語サポート
でも、Stream Deck すらまったく活用できていない筆者、購入には至ってはいませんでした。
Logitech(ロジクール)がLoupedeckを買収で何が起こる?
そんな2社が買収によってお互いの見識・経験を融合させるわけですから、今後どんなデバイスが出てくるのか大変楽しみです。
筆者がどうしてもStream Deckを使いこなせない理由のひとつに“キーボードと別体になっているから”という理由があります。
例えばキートップが変化するマクロボタンやノブがキーボードそのものに組み込まれていたら?
はたまたキーボードのキー全部が変化するようになっていたら?ってそれはOptimus Maximus というロシア製のキーボードがありました。
でも、なんだか見たこと無いし聞いたこともあまりないのでうまくいっていないのかもしれません。
Logitech(ロジクール)がキートップ変化キーボードを作ったら相当イカしたものができそうです。
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