WordPress 5.8のアップデートの置き土産

具体的な不具合は起きてませんがWordfenceが文句をいいます
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WordPress 5.8のアップデートの置き土産

WordPress5.8アップデート

 Wordpress 5.8を新規インストールしている場合は問題ないと思いますが、5.7xからアップデートを実行したサイトで起きている不具合というか、Wordfenceからのアラートです。

 Wordfence はWordpressサイトのセキュリティを強化するプラグインでファイル改ざんや古くなったファイルなどの警告、ハッカーからのアタック情報も管理してくれる頼りになるプラグインです。

表面上の不具合は起きていません

 起きていないんですけど、Wordfenceがレベルの弱い警告を表示しました。

Old WordPress core file not removed during update:

 古いWordpressのコアファイルが更新の際に削除されませんでしたと言った内容です。

 具体的には

wp-includes/css/dist/editor/editor-styles.css
wp-includes/css/dist/editor/editor-styles.min.css
wp-includes/css/dist/editor/editor-styles-rtl.css
wp-includes/css/dist/editor/editor-styles-rtl.min.css

 の4ファイルです。40サイトほど管理していますが、すべてのサイトで同じアラートを受け取りました。

 Wordfenceプラグイン内で該当ファイルを削除しましたが、この操作に伴った2次的なエラーも起きていないので、言われた通りに不要と思われるファイルをすべてのサイトで削除していきました。

 いまのところ平和です。

 この問題、もしかしたらWordpress 5.8からのIE11サポート終了の影響が原因かもしれません。

 editor関連のファイルさらにはスタイルシートのファイルが該当しているので、編集画面のデザイン調節のためのファイルと思われます。

 上記4ファイルを削除すると徹底的にIE11でWordpressの記事編集ができなくなるかもしれません。

 最悪なにかが起きたらwordpress.orgより最新版を入手して再インストールで良いと思います。

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Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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