Elementor無料版と有料版Elementor Proの違い 2023年4月版!
迷走気味のElementor Proの価格
一時期はAGENCY PLANが$999になっていましたが、2023年は年間$399に落ち着いています。
$399のAGENCY PLANではなんと1000サイトもElementor Proを利用することが可能ですが、この1000という数字一説によると一回登録したサイトは無効にしても登録したカウントは消滅しないので、事実上のべ1000サイト分という意味らしいです。
それでも$399で1000サイト稼働したとすると1サイト60円くらいで利用できる計算になります。
その一つ下のEXPERT PLANでは25サイトまでと一挙に寂しい数字になっています。
以前はSTUDIO PLAN 100サイトというのがありましたが、当時の価格は$499。
100サイトで$299くらいのプランがぜひほしい感じです。
ESSENTIAL
1 Pro Website
$59 /年
ADVANCED
3 Pro Website
$99 /年
EXPERT
25 Pro Website
$199 /年
AGENCY
1000 Pro Website
$399 /年
Proにしかできないことがたくさんある
Elementorは間違いなく今一番優れているWordpress用のページビルダーで間違いありません。でも、それは無料版の話ではなく有料版のElementor Proに限ります。
WordpressのGutenburgが進化していて、Wordpressの投稿時の柔軟性は一挙に向上しました。
それでもデザインの柔軟性という観点ではもう少し、そこでElementor Proです。
ProにはProにしかできない超絶機能が満載です。
テーマビルダー
Wordpressのテーマという呪縛。。。
エンジニアでも無い限り、テーマを作ったり改造したりなんて到底できません。
ヘッダーやフッターのデザイン、それに伴う機能、デザイナーにはストレスの大きな要件です。
そんな不自由な状況を完全に払拭して、あたかもテーマが扱うデザイン部分をグラフィカル編集することができるのがElementor Proで利用することができるテーマビルダーです。
動的コンテンツ
たとえば最新記事の見出しやフィーチャー画像など、動的にテキストや画像を表示したいことは頻繁にあります。
Elementor Proにはダイナミックタグという機能があって、様々なウィジェットで動的に表示する要素を条件指定することが可能です。
Proのみで利用できるウィジェットの中には投稿ウィジェットのように動的に表示内容を取得するのが前提のものもあります。
ループ関連
無料版Elementorでは動的にコンテンツを表示することは出来ないと述べましたが、繰り返し条件に従った表示処理を組み立てるループビルダー、表示するループグリッドもPro専用の機能です。
つまり新しい記事を投稿したら自動的になにか変わるよう仕組みはProにしないと利用できないということです。
一挙に増えるウィジェット
Proにするとスライダーなど便利なウィジェットが含まれるプロ専用ウィジェット、動的コンテンツが扱えるサイトウィジェット、WooCommerceと連携できるウィジェット群が利用できるようになります。
フォームウィジェットもプロ専用ウィジェットになっていて、キチンとサイトを作ろうと思えば思うほどプロが必要になると思います。
まぁ頑張れば無料版でもできないこともないですけど、頑張らないでステキなサイトをささっと作れるのがElementorの最大の特徴です。
やっぱりProがいいです。
デザインテンプレート
ページ単位でもコンテナ単位でも予めデザインされたテンプレートをダウンロードすることが可能です。
ダウンロードといっても編集画面に組み込まれているのでボタンをおすだけで魔法のようにページデザインが降ってきます。
カスタムCSS
Proにするとスライダーなど便利なウィジェットが含まれるプロ専用ウィジェット、動的コンテンツが扱えるサイトウィジェット、WooCommerceと連携できるウィジェット群が利用できるようになります。
ポップアップ
ページに組み込むというよりはサイト全体に対して条件を指定して、条件が合致した場合にポップアップでコンテナを表示する機能です。
WooCommerceサイトでクーポンなどを表示するのに便利かもしれません。
無料でいくかProにするか?
筆者は無料版のElementorを使い始めて10分くらいでPro版へ移行しました。
それまではQODE Bridge というテーマに付属していたWP BakeryのVisual Composer を使っていましたが、Wordpressテーマも限定されるし、ちょっと限界を感じていました。
完全にノーコードでサイトを作成するのはどうしても難しいと思いますが、デザイナーが動的なコンテンツを表示するようなコーディングに対応していくのはやはり大きなストレスです。
Elementor Proはサイト作成を仕事にしているデザイナー、これからウェブサイト制作も業務に取り入れようと思っているグラフィックデザイナーにとって最高のプラットフォームだと思います。
一見、高いと思える価格も手に入る機能をよく考えると、バーゲンとも思えるレベルです。
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