Adobe Creative Cloud一斉アップデート!
筆者はPhotoshop、Illustrator、AfterEffects、Bridgeを日常的に使っています。
今回のアップデートは2022年10月19日、20日に行われたAdobe Maxに合わせて実施され、Adobeの多くのアプリが同時にアップデートされる超大型のアップデートでした。
Photoshop v24
Photoshopのアップデート では選択系の進化が著しく、オブジェクト選択という画像の内容をインテリジェントにPhotoshopが把握し、被写体ごとに自動的に選択していく機能が進化しました。
ニューラルフィルターも新たに古い写真をインテリジェントに修正するプラグインが追加されています。
全体的にAdobe独自のAIエンジン、Adobe Senseiを利用した自動的な処理が積極的に実装されてきた印象です。
操作がうまいとかいう職人的な技量をテクノロジーでどんどんカバーしていくイメージです。
賛否両論あるとは思いますが、筆者は非常に良い進化だと思います。
Illustrator v27
Photoshopがドラスティックな変化を遂げていく一方、Illustrator v27のアップデート は本来のベクターデータの編集という観点で、さらに複雑な図形を簡単に作成するための機能が上乗せされたイメージです。
オブジェクトを分解することなく図柄のいち部分の前後関係を編集することができるクロスの重なり 機能はいままで欲しかった機能のひとつです。
AfterEffects v23
筆者は気が短くて、なかなか長尺の映像制作というのをしません。3分~5分くらいであればAfterEffectsで制作してしまうことがほとんどです。
AfterEffectsはなにか根本的に設計が古いためになかなか改善できない問題を抱えているように思えるところがあります。
そのひとつがPremiereのような速さ。
今回のAfterEffectsのアップデート でも、残念ながら映像の再生などの速さの改善は見られませんでしたが、トラックマットのレイヤー順序の改善はうれしい進化でした。
Bridge v13
今回のアップデートでやっとAdobe準拠のUIに整理された感じです。
ウインドウパネルを自由にレイアウトできるようになった今回のアップデートは非常に良いと思います。
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