ArtCraft 革命なるか!?
ArtCraftという革命
息子との雑談でArtCraft の存在を知りました。
まだ開発中というステータスではあるものの、Adobe Creative CloudのいくつかのアプリをClaude Opus 5.5とRustで再現し、さらにオープンソース化して公開してしまったというものです。
有料になるのはアプリ内でのAI利用ということのようです。
そしてArtCraftが今公開しているアプリは以下の通り
| Adobe CC |
ArtCraft |
|---|---|
| Photoshop | PhotoCraft |
| Illustrator | VectorCraft |
| Premiere Pro | FilmCraft |
| Lightroom | LightCraft |
| Acrobat | PrintCraft (PdfCraft) |
| After Effects | EffectCraft
※開発中 |
| InDesign | DesignCraft
※開発中 |
これが本当だとしたらヤバイです。
開発の動機がAdobeの解約条件に不満があったからみたいですけど、相当腹が立ったんでしょうね。
この情熱、計り知れないものを感じます。
呪ってやるくらいなレベルです。
ArtCraft実際どうなのか
アプリのインストールはLauncherというアプリをインストールして専用画面からインストールと起動が行えます。
つまり、Adobe CCとまったく同じフローです。
とりあえずVectorCraftをインストールしてみました、つまりイラレです。
なんとメニューが日本語です。
ツールバーは正直Adobeより使いやすいなと思ってしまいました。
その他のオペレーションの感じは、まだ粗削りな印象があるものの、基本的な操作は全くもって問題なく感じました。
これはヤバいですよ。
では、いざロゴマークやらをデザインしようとしたときはどうか?
ちょうど今抱えている案件でVectorCraftを使ってみました。
まったく違和感がありません。
ヤバいです。
筆者は古いデザイナーなので、あまりAdobeの新機能にキャッチアップできていないという事実もあって、基本操作だけで生き延びている筆者にとってはAdobe最新の機能をそこまで頼りにしていないというのが要因な気がします。
たとえばターンテーブルのような機能はVectorCraftの中で見つけることができませんでした。
もしかしたらどこかにあるかもしれません。
ArtCraftの今後
期待しかありません。
正直、昨今のAdobeへのサブスク料金は負担にしかなっていません。
それでも長年グラフィックデザイナーをやっていて、Adobeのソフトがない世界なんてあり得ない感じです。
筆者が日々使うのはIllustrator、Photoshop、Bridge、Camera Raw、AfterEffects、Auditionです。
これ以外はまず使いません。
意外に多用するのがBridgeです。
つまりAdobeは長年クリエイターに寄り添った環境づくりをしてきたわけで、クリエイターの欲求の本質の理解が深いんだと思うわけです。
ArtCraftの衝撃は相当なものですが、そのあたりの知見が今後の勝敗を決定していくような気がします。
もうひとつの重要要素、OS
これ非常に大事です。
筆者のメインOSはWindowsとmacOS。
大半がそんな感じだと思います。
でも、アメリカではWindowsをやめてLinuxへ移行しているユーザーが激増していると聞いています。
LinuxいくならMacでいいじゃんとか思ってしまう筆者ですが、つまりサービス過多なOSを人々は求めていないということになるんだと思います。
さて、ArtCraftはLinuxに対応していますが、AdobeはどういうわけかいつまでたってもLinuxに対応しません。
AdobeがLinux対応していたら、筆者もとうの昔にWindowsやめてます。
だってLinuxもオープンソースでお金がかからないから。
Adobe vs ArtCraftの現在地
まだ完全スイッチはできないというのが筆者の結論です。
ArtCraftのアプリはまだ開発中だったり、アルファステータスだったりで、全体的未完成であるというのが主な理由になります。
それでも、AIとRustでここまでのものを作り上げてしまうというのは、もう可能性しか感じません。
筆者はしばらく併用してみようと思います。
ArtCraftの衝撃はAffinityとかの衝撃とはくらべものになりません。
筆者なりの展望として、これがAdobe一強の構図を壊してくれないなかとか思うわけです。
Adobeの料金は正直バグレベルで高いと思いますが、デザイナーとしては選択肢がない限り従うしかないわけです。
正直、昔からそう思ってましたけど、昨今のAIの進化でやっとそれがぶっ壊せる感じがして、楽しみで仕方ありません。
Adobeを否定するわけではなく、Adobeのビジネスモデルの最適化の時が迫っているというのもある気がするわけです。
どうなるのか、この戦い。
みなさんも注目をおすすめします。