ペアレントを設定する
LightWave3Dで当たり前のように行っている作業のひとつ、カメラをヌルにペアレントする。Blenderではまったく作法が違いました。
ヌルオブジェクト、BlenderではEmptyと呼ぶ
まず、呼び名がわからなかったですよ。とにかくシーン中に何かを追加したいときはShift+aというショートカットなのは覚えていましたがNullというのがない。
ちなみにNull、Emptyはシーン中に存在はするけどレンダリング結果には影響しない存在です。
Blenderでのペアレント


Outlinerパネルで親にしたいアイテム、子にしたいアイテムの順で選択します。今回はEmptyを選んでからカメラを選びます。
マウスポインタをメインのウインドウへもっていき、Ctrl+Pを押します。


こんなプルダウンが表示されるので今回はストレートにObjectを選択します。
Outlinerパネルの内容が変化します。Emptyの中にカメラが移動したと思います。これでペアレント化は成功!
ペアレントの解除はカメラを選択した状態でメインウインドウで右クリック。表示されたプルダウンメニューからClear Parentを選択します。
Object Constraint Propertiesでもできるペアレント化
Blenderではペアレント化するのにもうひとつ方法があります。


表示されるメニューからChild Ofを選択。


Targetの項目にある四角いアイコンをクリックすると親になるアイテムの候補が表示されるので、この場合はEmptyを選択。