Illustrator27.9にアップデート
Illustrator 27.9へアップデート
2023年9月のアップデートとしてIllustrator 27.9がリリースされました。
いよいよIllustratorにもAdobe Fireflyが導入され、色の再配色をプロンプト入力で行えるようになりました。
27.9の新機能
AIを利用した生成再配色
選択したオブジェクトに対してプロンプトで再配色ができるようになりました。
でも、正直これはあまり使わない気がします、デザインは計画的に行うのが普通であまりぼんやりした心持ちで色を決めたりするとあとで後悔する気がします。
デザインにはそのときのテーマがあってデザイナーはそのテーマからブレることはありません。
コンテキストタスクバー
Photoshopでも採用されたインターフェイスで選択しているオブジェクトやツールなど、その状況にしたがって作業中の場所のそばに様々な機能が集約されたバーが表示される機能です。
これは非常に便利な機能で、ベータ版でも非常に高い頻度で使っていました。
フォントの再編集(ベータ)
割付画像やアウトライン化された文字からフォントの種類を割り出します。
今のところそれほどの成功率は出ていない印象です。
27.9の修正点
- ファイルの読み込みのときに割付画像が見つからないときに表示されるダイアログボックスの中に全てに適用のチェックボックスが表示されない
今回のアップデートの印象
PhotoshopはめでたくPhotoshop 2024になりましたが、今回のIllustratorのアップデートでIllustratorはいまだに2023のままです。
もう少ししたら大きく進化するのかもしれません。
ベータには実装されているパスのスムーズ化もまだリリース版にはないようです。
それでもコンテキストタスクバーだけでもアップデートの価値はあると思います。
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