Illustratorベータに実装されているモックアップ
モックアップはIllustratorを大きく進化させる新機能
イラストレーターのベータ版に実装されているモックアップという機能はグループ化されたオブジェクトを写真オブジェクトに立体的に配置できる新機能です。
ベータ版の機能なので今後どうなるかはわかりませんが、非常に便利な機能です。
モックアップの使い方
モックアップは適用したいグループ化されたデザインと、適用されるアイテムを写真で用意します。
正確に言うと写真である必要はないようですが、人間側の判断として写真が一番しっくりくると思います。
と、言うのも試しにイラストレーターの立体化機能でパス化したオブジェクトにモックアップを適用してみたところ機能はするものの、思ってもみない反応をしたので、やっぱり写真を使うのが良いと思います。
1. 要素を用意する
貼り付けたいアイテム(画像)を背面に配置して、貼り付けるアートワークをグループ化して前面に配置。
2. オブジェクトメニュー>モックアップ>作成(ベータ版)を実行。
プログレスバーが表示され前面のアートワークが画像のアイテムに立体的に貼り付けられます。
貼り付けたアートワークは移動やリサイズでアイテムの形状に合わせて自動的に変形します。
透明パネルで合成モードも合わせて利用できます。
今回はアートワークに対して乗算を適用します。
モックアップはまだベータ版のみ
最近のベータ版ってベータとは呼べないほどの完成度のものばかりです。
最近ではFireflyを利用したジェネレーティブ塗りつぶしを搭載したPhotoshopベータが話題になりました。
とはいうものの、ベータだけに英語版と日本語版では少し機能の違いがあったり、やっぱりベータな状態になっている部分もあるようです。
各アプリのベータ版はCreative Cloudデスクトップのアプリ>ベータ版アプリから簡単にインストールすることが可能です。
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