縦書きの文中に横にしたくなる文字がある
縦書きテキスト
文章を縦書きにしたくなることは頻繁にあることです。でもたとえば二桁の数字とか、二文字のアルファベットとか、!?などは縦ではなくて横にしたいことも頻繁にあります。
昔ながら対処方法として、横にしたい部分を全角スペースにして、別のテキストオブジェクトをそこへ重ねるように配置します。
でもアートワークが複雑になったり修正が重なると、あまり効率の良い方法ではありません。
縦書きのテキストを作成する
縦書きのテキストは簡単に作成できます。
ツールバーの縦書きテキストツール で文字を入力するか、書式メニューの組方向で縦組み を選択するだけです。
でも、たとえば
”山路を50km登りながら ”と書きたかったら?
そのまま50kmと追加するとヘンなことになります。
Illustratorで縦書きの中に横書きを指定する
”山路を50km登りながら ”の場合50とkmは個別に横にしたくなります。横にしたい文字が連続する場合、ちょっとコツが必要です。
間に半角スペースを入れておくと調節がラクになります。
![半角空ける](https://crft.jetsets.jp/wp-content/uploads/2022/02/半角空ける.webp)
半角ないと、個別に横並びを指定してしても結果4文字横並びになってしまうからです。
それではまず50を横にします。
![50だけ選ぶ](https://crft.jetsets.jp/wp-content/uploads/2022/02/50だけ選ぶ.webp)
テキストツールで50だけを選択します。
仕上げ
![縦中横完成](https://crft.jetsets.jp/wp-content/uploads/2022/02/縦中横完成.webp)
こんな感じに調節しました。
この縦中横の機能、文字の多いボディコピーにはあんまり向いてないかもしれませんね。
でも、経験上チラシなどの作成で結構頻繁に出てくる要望です。リードコピーやキャッチコピーなど大きめな扱いだと便利だと思います。
Photoshopに同様の機能はあるのか?
あるにはありますが機能が限定されています。
![photoshop文字パネルメニュー](https://crft.jetsets.jp/wp-content/uploads/2022/02/photoshop文字パネルメニュー.webp)
![](https://crft.jetsets.jp/wp-content/uploads/2022/02/illustrator文字パネルメニュー.webp)
縦中横設定…がPhotoshopのメニューにはありません。
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