このサイトcrftではグラフィックソフトの勝手リファレンスマニュアル を日々作っていますが、AfterEffectsのヘルプメニューのAfterEffectsいついてを調べていて見つけてしまいました、隠し機能。
まぁ、そもそも隠し機能なのかどうかわかりませんが、少なくとも周りのクリエイターで知っている者はひとりもいませんでした。
隠し機能の表示の仕方
ヘルプメニューのAfterEffectsについてをAltキーを押しながら選択します。タイミングによってはメニューがキャンセルされてしまうので、ちょっとコツが必要かもしれません。
なので、メニューがプルダウンされても安心せず、マウスのボタンを押したままポインタをAfterEffectsについてまでもっていって、そこでマウスのボタンをリリースします。
これを初めて試したとき、裏About画面でも出てこないかなぁなんて思っていましたが、意外にもプロジェクトを読み始めました。
そしてなにやら勝手にフォントがアクティベートされてる。。。
Alt キー+AfterEffectsについて で特別なAboutプロジェクトを読み込むという機能でした。
どんな映像なのか?
マスクをしたマグロが右に左に泳いでいて、開発に関わったであろう人たちの名前がいろいろな演出で表示されるプロジェクトファイルになっています。
百聞は一見に如かず、レンダリングしてみました。
そのプロジェクトの中身は?
読み込まれた直後はシャイレイヤーが非表示になっているので、いたってシンプルなプロジェクトに見えますが、一旦シャイレイヤーを表示してみると、レイヤーの多さに少々腰が砕けます。
コンポジションの数も非常に多くて、その構造はとても興味深いものです。
とくに前回のアップデートの目玉の一つ3DのハンドルであるところのGIZMOツールの表現が一風変わっています。GIZMOツールのアーチ部分がなぜかフォントで表現されています。
特徴的なのは外部ファイルが一切ないこと。イラストもシェイプレイヤー化されています。
さすがAboutに実装されているだけあってキレイにできていて、そして なんともヲタク度が濃厚なプロジェクトファイルです 。
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濃厚、隠しAbout画面というかプロジェクトの関連リンク