Elementor 3.23 ロールアウト
Elementorはウェブパブリッシングの概念を変えた
ウェブサイト制作の依頼があると、ほとんどのケースでとりあえずWordpressをインストール、そしてほとんどのケースでElementorをインストールしてしまう今日このごろです。
なぜかというと、コンテツ作成に集中できるから。
htmlがどーのとか、cssがどーのとか、まったく考える必要がないからです。
そんなWordpressをデザイナー向けのページビルダーに変身させてしまうElementorに大型のアップデートがありました。
Live検索
検索ワードを入力している途中でも検索結果が表示される機能で、既存の検索ウィジェットが刷新されたようです。
機能自体は未だにベータステータスになっていますが、Elementorの機能タブからアクティベートすることができます。
古い検索ウィジェットはそのまま古い状態で機能するようで、Live検索機能を利用したい場合は改めて検索ウィジェットを設置して内容を設定する必要があります。
表示される検索結果はLoopテンプレートが利用できるので、検索結果表示の内容も自由にデザインすることが可能です。
その他の新機能
3.23ではFloating ButtonとLink in Bioも新な機能としてアナウンスされています。
両者ともウェブ運営側とオーディエンスの距離を縮めるための新機能として期待できるものです。
アップデート時の注意点
Elementorは無料のElementorと有料のElementor Proで全機能が開放されます。
筆者は有料のElementor Proを利用していますが、アップデートをするときは両方のプラグインが最新になっている必要があります。
アップデート時は順番があるようで、まずは無料のElementor、そして有料のElementor Proをアップデートする必要があるようで、筆者が管理するサイトで先にElementor Proをアップデートするとサイトが表示されなくなるという事象が起きました。
万が一そのようなことが起きた場合はFTPでプラグインを一回削除すればWordpressの管理画面が正常に表示され、再インストールで問題を回避することが可能です。
また筆者が運営するサイトのひとつではヘッダー部分の表示が壊れるものもあって、Elementor機能タブで新たなLive検索機能を停止することでヘッダーの表示を正常に戻すことができました。
今回はElementor 3.23.1、Elementor 3.23.0というロールアウト直後の状態です。
ロールアウト直後は早いタイミングでバグフィクスアップデートがあることが多いのでアップデートの有無は頻繁にチェックすると良いと思います。
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