Stream Deckを1年使ってみて
息子の影響で買ってみたStream Deck
配信だかなんだか知りませんが、長男の机の上にあったStream Deck 。
本来はOBSやTwitchなどの配信ソフトの連動してボタンに様々な機能を割り付けることができるデバイスですが、なんでも基本的にはあらゆるコンピュータの操作をワンボタン化できる便利デバイスということで、父である筆者も購入した次第です。
そう、それが大体1年前。。。
1年使ってみて
創作に直結しない
もちろん人によると思いますが、創作という行動をおこしているときにずらっと並んだボタンを選ぶという行為に若干矛盾があるというか、デザインをしているときはキーボードとマウスで事足りてしまうというのが、筆者にとっての理由だと思います。
ボタンで特定の作業を簡易化するというのは悪いアイデアでは無いんですが、筆者の主な業務ではそのようなシチュエーションが少ないというのが単純な理由なような気がします。
ちなみに筆者の具体的な業務は、ウェブ及び紙媒体のグラフィックデザイン、写真撮影などです。
Stream Deckを多用する息子
息子はかなりの頻度でStream Deck を使うと言っています。
彼のルーティンワークとして音声の切り出しという作業があって、その作業ではある程度長さのある音声ファイルの特定の部分にマーカーをつけていくというものがあります。
そのマーカーをつけるのはキーボードショートカットでもできるんだとは思いますが、彼の場合はStream Deck を使っています。
なるほど、という感じです。
日々の業務の内容によって変化するStream Deckの価値
同じ作業を繰り返す業務がある場合、Stream Deck はそのパワーを発揮するようです。
でもグラフィックとなると、イマイチそのシチュエーションを想像するのが難しいです。
それでも、グラフィックソフトのツールを並べておくだけでも少し便利に感じることがあります。
階層の深いフォルダのショートカットを作ってボタン一撃でそのフォルダを表示したり、Stream Deck はよく考えれば効率化のための強力な武器になることは間違いありません。
それでもやっぱり持っておきたい
Stream Deck は専用のソフトウェアでボタンの機能を編集しますが、このソフトウェアがよくできていて数多くのStream Deck専用のプラグイン がリリースされています。
その種類は多岐に渡っていて、オーディオ関連、ビジネスツール、開発ツール、エンゲージメント、ファイナンス、ゲーム、点灯、モニタリング、音楽、生産性、スマートホーム、SNS、ストリーミング配信、ユーティリティ、ビデオにカテゴリわけされています。
たとえばMicrosoft Teams用のプラグインをインストールするとTeamsのオペレーションをStream Deckのボタンで行うことができるようになったり、使い方は本当にユーザー次第ということです。
Stream Deck に興味が湧いたら、一回プラグインのページを見てみると良いと思います、きっとなにか役に立ちそうなものを見つけることができると思います。