Stream Deckとかいう入力デバイス

息子の環境がかっこよかったので導入
stream deck mrk2

Stream Deckとかいう入力デバイス

Stream Deckとは?

 息子の部屋で怪しく光るボタンが並んでいるもの、という認識でした。詳しく息子てつろうに聞いてみたら、なんでもかなりインテリジェントにショートカットをワンタッチで実行できるデバイスらしい。。。

 もしかしたらクリエイティブワークに便利なんでは?

 息子曰く、会社のレギュラー案件にも使ってますけど。

 なんだよ、早く言え息子。

 Stream DeckElgato という会社が開発販売するバッチコントローラーであると理解しました。すでにシリーズ2代目に移行した模様なので、息子が初代を使っている限り、父は最新を導入ということでAmazonでStream Deckを購入 してみました。

ボタンに機能やアイコンをアサインするには?

 機能はさておき、最初は見た目に注目したいと思います。

 LCDが埋め込まれたボタン、なんだか昔ロシアの企業から発表されたキートップがアクティブになっているアプリに応じて変化するという伝説のキーボードOptimus を思い出します。

 Stream Deckでは標準の15キーのモデルからXLと呼ばれる32キーのモデル も選択することが可能です。XLは急に値段が高くなりますが、前出のOptimus に比べれば安いものです。

 キーアサインやボタンに表示するアイコンはElgato社からダウンロード できるソフトウェアで編集することができる。

とりあえずIllustratorの機能をアサインしてみる

 Stream Deckのボタンの編集は専用のStream Deckというアプリで行います。

Stream Deck

 右側のシステムと表示されているリストからボタンの機能を左のボタンへドラッグしていくことでボタンに機能をアサインしていくことができます。

 たとえばIllustaratorでペンツールに切り替えるのは”p”をです。

 Stream Deckではシステム にあるロボットの顔のアイコンの ホットキー というやつがアプリショートカットに該当するものです。

 そのホットキーと書いてある部分を、画面左側の自分がアサインしたいボタン位置へドラッグ&ドロップします。

Stream Deck ホットキー

 ドロップすると”キーストロークを監視中”となるので”p”をタイプします。

 これでめでたくボタンに”p”がアサインされます。

 でも、ボタンの絵柄はなんだか格好のわるいロボットになっています。

 心配無用、アイコンのデザインも自由自在に変更可能です。

Stream Deckを支えるユーザーコミュニティ

 Illustratorのショートカットをアサインしてみたわけですが、そのアイコンをイケていないロボットから”p”のペンツールに変えてみまた。

 Stream Deckにはプラグインを追加したりアイコンを追加するオプション機能が用意されています。

Stream Deck options

 赤く囲った部分をクリックすると、パネルウィンドウが新たに表示されます。

Stream Deck Option download

 もうアイコンを作成してくれた人がいます。PhotoshopもAfterEffectsもあります。もうこれは便利な予感しかしません。

とりあえずアサインしてみた

stream deck illustrator

 こんな感じにしてみました。いざアサインしようと思うと、まてよ、マウスでクリックしたほうが速いじゃん、普通にショートカットのほうが速いじゃん的な結論に至って意外にアサインしたい機能が思いつきません。

 でも文字を1ptずつ上下減させるのはショートカットを覚えていなかった新田(父)には便利かも

 Lock SelectionというのはLock <> Unlockをトグルすることが可能です。ひとつのボタンで異なったショートカットを順番に実行できるホットキーの切り替え という機能使いました。

Stream Deckを使ってみて

 今後どうなるかは、正直未知数です。

 でも、いままで闇に葬ってしまった数多くの周辺機器と比べても実用性は高いと感じています。まだ導入して数日なのでなんとも言えませんが、常時触るデバイスになる予感がしています。

Picture of Minoru Nitta
Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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