デザイナーが選ぶべきマウス2021年
グラフィックデザイナーが求めるマウスとは
- 適度な重さ
- ホイールがある
- 正確さ
- 反応速度の速さ
- ワイヤレスである
- 見た目がよい
- 3Dも考えたら3ボタン
性能的には、まさしくゲーミングマウスが求めるそれです。でも、ゲーミングマウスってのはむやみに光ったりするので、ちょっと。。。
デザイナーの身の回りに置くもので、視界に入ってマイナスな思いになるものはできる限り排除したいものです。その昔自分は無理してB&Oの電話を購入しました。なぜならクライアントとコミュニケーションする真っ先なツールである電話がNTTの電話とかだと萎えるからです。デザイナーが好んで無地の服やアイテムを選ぶのは、着手しているデザインに変な影響が出ないように、余計な要素を視界から排除してるんだと思います。
工業製品としてのデザインが優れているAppleもマウスを出していますが、圧倒的にボタンが足りません。3Dをやろうとしたら目も当てられません。トラックパッドもマウスに比べたら作業効率が下がります。特にIllustratorはマウスオペレーションのほうがしっくりきます。
Logicoolというブランド
日本ではLogicoolというブランド名 で知られる、様々なコンピューター・ゲーミング周辺機器の開発を行っている会社。実はスイスにあるLogitechという会社みたいです。この日本ではLogicoolで本当はLogitechという名前の事情ですが、日本には Logitec という会社がすでにあって、そのままLogitechという名前にすると名前がニアミスすぎるのでLogicoolという新しいブランド名にしたんだと思います。紛らわしいです。
精密な工業製品が得意なスイスの会社と思うと、ぐっとブランドの説得力があがります。自分はもう長年このブランドのファンで、レーザーマウスが主流になる前、マウスに玉が入ってコロコロしていた時代からLogicoolのファンです。
2年弱使ったマウス
MX VERTICAL を使っていました。かなり特殊な角度がついたマウスで、最初はかなり慣れが必要でした。購入当時、ちょうどFlowという技術が発表になって、そのシームレスなワークフローに感動しました。
筆者の環境はクリエイティブのほとんどをWindows、メールやメッセージ、事務的な作業をMacで行うことがほとんどです。
そんな仕事環境の中でも違和感なく使えていました。
デザインも悪くはありませんでしたが、少し大柄なのは気になりました。
MX Master 3 for Macがデザイナー向けマウスベストチョイス!
MX Master 3 for Mac を選びました。for Macでないのもあるんですが、色以外何が違うのか、定かではありません。for Macだからと言って、Windowsで使えないというわけではなく、まったく問題なく使えています。
もちろんFlowもバッチリ、握り心地も良好です。
2021年現在、デザイナー向けベストチョイス!
MX VERTICAL
センサー
公称値: 1000 & 1600 dpi
DPI(最小値と最大値): 400~4000dpi(50dpiの増分で設定可能)
ボタン
カスタマイズ可能な4個のボタン(デフォルト:戻る/進む、DPI、ミドルクリック)
スクロールホイール
精密ホイール
MX Master 3 for Mac
センサー
Darkfield高精度
公称値: 1000 dpi
DPI(最小値/最大値): 200dpi~4000dpi(50dpi刻みで設定可能)
ボタン
7個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック)
スクロールホイール: あり(自動切り替え機能付き)
サムホイール: あり
ジェスチャ ボタン: あり
デザイナー向けマウス結論
よくよく、スペックをみたらもう勝負になりません。MX Master 3のジェスチャボタンが結構調子よく、アプリ間の移動が非常に簡単になりました。
もうひとつ大きく違うのがマウスホイール。スーパー高速スクロールが可能、しかも横スクロールもするくるくるがついてます。
上記以外でFLOWに対応するマウスは以下のモデルになるようです。ようですって不確かでもうしわけありません。モデルはLogicoolのFlow の詳細ページに掲載されているものです。
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デザイナーが選ぶべきマウス2021年のヒント
Flow
新たにマウスを追加したときに、一旦Flowが機能しなくなりました。いつだか、Flowが機能しなくなったとき のように、設定をし直して無事すべてが正常に機能するようになりました。
それともうひとつ、MX Verticalのときは充電中Flowが機能しなかったのですが、MX3では充電中でもFlowは完璧に機能しています。
一般的なマウスから比べたら、値段は少し高いですが毎日創作のために真っ先に触る道具です。道具はケチらない!それが鉄則です。
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デザイナーが選ぶべきマウス2021年の関連リンク