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Adobe Firefly解禁!その2

画像生成系AI Adobe Fireflyが解禁!

 ベータという条件ではありますが、ついにAdobe Fireflyが利用可能になりました。

 利用可能は機能は

  • Text to image(プロンプトで画像生成)
  • Generative fill(プロンプトによる生成型画像修正)
  • Text effects(プロンプトによるテキストへのエフェクト適用)
  • Generative reclor(生成型再配色)
  • 3D to image(準備中)
  • Extend image(準備中)

 公開されている機能のうち4つの機能がベータ利用可能で、まだ商用利用はできないとされています。

 また現時点でプロンプトは英語のみ対応という状況です。

 Firefly解禁とPhotoshop 24.5リリースのタイミングに合わせて、Photoshopベータでは、プロンプトによる生成型画像修正機能、Generative fillがPhotoshopの中で利用できるようになっています。

Generative fill

 画像を部分的に塗りつぶしますが、塗りつぶす内容をAIの力を借りて同時に修正してしまう機能です。

 まずはGenerative fillの画面から修正したい画像をアップロードします。

 例えばこの写真のソファの上にあるカバンを消してみます。

 編集モードを取り除くモードにして、選択範囲を追加ツールで消したい部分を描画していきます。

 描画できたら、青いRemoveボタンをクリックします。

 なんだか見たことのないクッションが追加されました。

 Moreボタンをクリックすることで、バリエーションを生成していくことができます。

 小さな3点リーダメニューでは結果のレーティングや内容のレポートをAdobeにフィードバックすることができます。

 よくわからなかったですが、完全にソファと横の棚の側面だけという画像は生成されませんでした。

Photoshopベータではアプリ内で使うことも可能

 今ではCreative Cloudデスクトップアプリから様々なアプリのベータ版も手軽にインストールできるようになりました。

 Photoshop 24.6 (beta)ではGenerative fillをアプリ内で利用することが可能です。

 同じファイルで試してみました。

 Generative fillはPhotoshop24.5から実装されているコンテキストバーからアクセスすることが可能です。

 塗りつぶしたい部分を選択して、ジェネレーティブ塗りつぶしというボタンをクリックすると、ボタンがプロンプト入力フィールドに変化します。

 Photoshopのジェネレーティブ塗りつぶしはプロンプトを入力することによって、よりイメージに近い結果を得ることが可能なようです。

 といったプロンプトを入力してみました。

 Photoshopのプロパティパネルの内容が以下のように更新されます。

									empty sofa against wood wall
				
			
photoshop generative fill property

 生成ボタンをクリックするたびに異なったバリエーションが生成されていきます。生成の段階でプロンプトを編集しても古いバリエーションは残っていきます。

 繰り返し生成することで以下のような画像が完成しました。

photoshop generative fill emika result

 驚きの結果です。

 圧倒的にPhotoshopベータに実装された機能のほうが使い勝手が良いと思います。

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