Adobe CC大型アップデート!
大型アップデートです!
今回はプログラムが新規インストール状態になるので、起動用にショートカットなどを利用していた場合、再度設定が必要になるかもしれません。
Photoshop v22.0
タスクバーに設置した起動用のショートカットが機能しなくなりました。と、いうことは以前のバージョンは消去して新たに違うディレクトリにアプリケーションがインストールされたということです。
Photoshop2021というディレクトリができていました。スプラッシュ画面も雲が胴体になったフラミンゴ!
今回の刷新の目玉のひとつニューラルフィルター 。肌を滑らかにするフィルターなどは気持ち悪いくらいに肌が自然にキレイになります。
これはもうポートレート写真では必須なものだと思います。
ニューラルフィルターは必要なフィルターをニューラルフィルターワークスペースに読み込んでから実行する、Photoshopの中に存在する特別アプリなような振る舞いをします。
さらにベータ版の機能も試せるようになっていました。
Illustrator v22.0
Illustratorもタスクバーのショートカットが機能しなくなったので、新規にインストールされたんだと思います。
Photoshop2021と同じように新たなIllustrator2021というディレクトリが生成されていました。こちらもスプラッシュ画面が刷新されています。
自分が気になるのはグリフにスナップ機能。タイプしたテキストを図形的に認識して、他のオブジェクトをルールに従ってスナップ移動してくれます。
地味に便利。
前回のバージョンでポイントグラデーションをコピーしようとすると表示されていた不明なエラーが起きる問題は解消されていました!
AfterEffects v17.5
VideoCopilot Element 3Dちゃんと動いてます。あーよかった。これ毎回心配になります。
と、いうのもレギュラー案件があって、VideoCopilot Element 3Dに依存しまくりなプロジェクトファイルがあります。
3Dのレイトレースモードはもう影も形もありません。残念。3D編集がさらにしやすくなった今回のアップデートでは本当にレイトレースの非採用はがっかりです。
PhotoshopやIllustratorに比べたらマイナーアップデートなのか、ショートカットがそのまま動くということは、以前のディレクトリを上書きしたんだと思います。
大刷新というよりは編集機能の強化と安定性向上といったところでしょうか。
Bridge v11
毎回あまり注目されないBridgeですが、新田(父)的にはお気に入りナンバーワンなアプリケーションです。
今回もさらに直感的にオペレーションできる更新がありました。ビデオのサムネール表示内でマウスでビデオの内容をスクラブ再生ができるという、神がかった刷新です。
ちょうどPremiereのサムネイル表示をマウスでグリグリ見る感じによく似ています。
Camera Raw v13
v12の寿命短かったです!
v13になって大きく変わったのは、やはりLightRoomもそうですが、カラーグレーディングの導入です。
このカラーグレーディングという言葉、映像系から浸食してきた感じがありますが、色補正というよりは色演出といったほうがしっくりくるかもしれません。
正しい色へ調節するというよりは、色を演出の意図した方向へ調節する機能と理解したほうが分かりやすいと思います。
その機能が充実した感じです、さらに高速になったように思います。