Apple Creator Studioが気になる!
Apple Creator Studio
Apple Creator StudioはAppleが始めるクリエイター用のアプリコレクションで1月末よりサブリクションまたは買い切りでも利用できるようになるものです。
筆者から見るとこれは長年にわたるAdobeへの宣戦布告にしか見えません。
なぜかというと初代Macが市民権を得たのはAdobe Type Managerの存在があったからだと、筆者は思うからです。
それまでドットでで表現されていたコンピューターの文字。
画面でもガタガタ、プリンターでもガタガタ。
それを一変したのがAdobe Type Managerでした。
専用のフォントファイルとシステムに特別なファイルをインストールすることで出力の最高の性能で文字をスムーズに出力することができる技術でした。
当時Appleはレーザープリンターもリリースしていて、そのプリンターは300dpi、画面は72dpiでした。
つまり画面で少々ガタガタしているけど、印刷すると300dpiのスムーズな結果を得ることができました。
その立役者だったのがAdobeだったわけです。
AdobeがあるからMacがあった
グラフィックならMacみたいな都市伝説がありましたが、それもAdobeの影響が大きかったと思います。
筆者の記憶が正しければ、当時AdobeのソフトはMacでしか動かなかった時期が長くあったように思えます。
そんなAppleとAdobeの関係、ここで壊れてしまいそうです。
Apple Creator StudioとAdobe CC
| 比較項目 | Apple Creator Studio | Adobe Creative Cloud (コンプリートプラン) |
|---|---|---|
| 月額料金 (税込) | 1,780円 | 9,080円 |
| 年額料金 (税込) | 17,800円 | 102,960円 |
| 学生・教職員料金 | 月額 480円 | 初年度 月額 2,780円 |
| ビデオ編集 | Final Cut Pro, Motion, Compressor | Premiere Pro, After Effects, Rush |
| 画像・デザイン | Pixelmator Pro | Photoshop, Illustrator, InDesign |
| 音楽・オーディオ | Logic Pro, MainStage | Audition |
| AI (人工知能) | Apple Intelligence (オンデバイス処理中心) | Adobe Firefly (クラウド生成AI中心) |
| 対応プラットフォーム | macOS, iPadOS, iOS (Apple専用) | Windows, macOS, iPadOS, Android |
| 共有 | 最大6名まで共有可能 | 2デバイスまで |
| 主なターゲット | Appleユーザー | Appleユーザー、Windowsユーザー |
比較表をGeminiに作ってもらいました。
明らかなのは価格です、圧倒的に安い、比較になりません。
音楽・オーディオではLogic Proがある分、圧倒的にAppleに軍配があがります。
AIでは今後のAppleの動向次第だと思います、Googleが合流することによってNano Bananaが使えるかもしれないし、この辺は未知数です。
わかりやすいのは対応プラットフォーム、当然Apple Creator StudioはAppleのみです。
プロクリエイターはどうすればいいか?
ズバリ、しばらくは両方!
筆者が一番気になるのはAdobe Illustrator・Adobe Photoshop・Adobe AfterEffectsとそれに対するAppleのアプリ性能。
イラレは日本の印刷作法にキチンと対応しているし、フォトショップはプロの間では息をするほど当たり前、AfterEffectsも数々のスクリプト資産やエクスプレッションのテクニック。
これは簡単には倒せません。
でも、価格と今後のAIの進化を考えるとAppleがどんな戦略を持っているのか想像できません。
なので、かろうじてクリエイターを続けている筆者的にはしばらく両方使ってみようというのが結論でした。。。