Blenderで雪の表現を調べていたら、「Wolf」 という集団が作っているアドオン、「Real Snow」 を発見しました。
数クリックで雪を積もらせることができる、無料アドオンですのでぜひ試してみてください。
2020年11月18日現在、誰でも、どのような目的にも自由に使って良いとライセンスに明記されています。
インストール
いつもどおりダウンロードしたZIPファイルをBlenderのEdit > Preferences > Add-on > Installから指定し右下のインストールボタンをクリック。
アドオンの一覧から
Mesh: Real Snow
Object: Real Snow
を2つともチェックをつけて有効化します。
これでReal Snowのインストール、有効化は完了です。
使い方
インストールすると、3DViewの右側のメニューにReal Snowが追加されているのが確認できます。
Coverage: オブジェクトの上面に対してどの程度の割合で雪を積もらせるか
Height: オブジェクトの上面にどの程度の高さで雪を積もらせるか
ハマってしまった点
オブジェクトには通常のメッシュ以外にもテキスト、カーブなどいくつかベクターから生成されたメッシュが存在しますが、Real Snowでは平均化されていないメッシュでは結果がきれいでない場合がありました。
解決方法
Modifier > Remeshを付与してメッシュを平均化、Meshに変換するとほぼ解決しました。
→キャプチャの状態でオブジェクトに向かって右クリック、Convert to Meshを選択します。
積もらせたいオブジェクトを選択して、Add Snowをクリックすると
サムネイルのイメージは、丘を作って雪まみれにしてみました。