スマホとBlenderでだれでも3D化
スマホで撮影した写真から立体化
Keentools というVFXプラグイン屋さんのFace Builderというプラグインです。
もともとはNuke向けのプラグインのようですが、Blenderのアドオンとして2019年から発売されているようです。
実際につかってみると5分程度でこんなモデルができました。
インストール手順
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ダンロード
https://keentools.io/download/facebuilder-for-blender にアクセス、パッケージをダウンロード、Blenderの 設定>アドオン>インストール からZIPファイルを選択します。
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インストールするとコアファイルのダウンロードを促してきますので許可、ダウンロードします。
ライセンス購入を求められますが、とりあえず30日はトライアルで使用できるようです。
写真を用意する
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最終的なクオリティをかなり左右します。
写真は多いほうがクオリティは上がり、手間が増えます。
今回は前面しか撮影していませんが、真横もあったほうがきれいにできると思います。
写真を読み込む
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3Dビュー>メニュー>Face Builder>Create a new headを選択します。
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ViewのAdd Imageから写真を取り込みます。
このとき、複数枚同時に読み込めます。
写真をインポートしたら各写真がボタンになってメニューに追加されます。
各ボタンをクリックすると各写真の調整画面に遷移します。
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メッシュの調整
写真の顔に合わせて頭モデルを調整します。
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メッシュの上で左クリックするとピンを打ちます。
ピンを打ってドラッグして調整を繰り返します。
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調整できたらFaceBuilderの一番下にあるカラム、TextureからCreate textureを選択してください。
テクスチャを作成するのに数秒かかります。
出来上がるとトップのサムネイル画像のようなモデルが得られると思います。
3Dに起こしてあるのでモディファイアを適用して下のような作例を作ってみました。
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一度3Dに起こしてしまえばAEなどでもうまく活用できる手段がたくさんあるので工夫次第でおもしろいことができそうだと思いました。