独自ドメインを取得する!2022年版

ドメイン取得とサーバーレンタルは違う事務手続きです
お名前com

ドメインを取得する目次

ドメインとは?

なんとか.com なんとか.jpとかいうアドレスをドメイン名と呼びます。

.comとか.jpの部分は、トップレベルドメインと呼ばれていて、昨今大量に追加されたことによって、ドメインの選択肢が大幅に増えました。大手のドメイン登録サービス(レジスタラ)の お名前.com では実に580種類ほどのトップレベルドメインを選択することができます。このトップレベルドメインによって登録するドメイン名の価格は数百円~数万円(年)の間で変動します。

しかし.incなどはもっと光学で取引されています。

特に3文字で構成されているドメインはプレミアムドメインなどと呼ばれていて高額で取引されていることがあるので注意が必要です。

予約語

 運用もされていないのにすんなり取得できないドメイン名を見かけることがあります。ドメイン名によってはウェブサイトの運用をせずにメールだけにドメイン名を使っているケースもあると思いますが、予約語といって予め高額で取引されることを見越してレジスタラ側で仮登録してしまうケースもあるようです。

 真相は定かではありませんが、筆者にも経験があってcbd.greenというドメイン名をお名前.comで取得しました。

 cbd.greenをXserverにパーキングして、Wordpressをインストール、サイトを開発している最中に唐突にお名前.comから一方的にドメインの使用を却下されました。詫びもなければ代替え案もなにもなく、一方的に却下されcbd.greenは上位レジスタラの予約語でした、という理由だけですべてキャンセルされました。

 それからお名前.comは大嫌いです。

サブドメイン

 crftのサイトアドレスはcrft.jetsets.jpです。この場合、ドメイン名がjetsets.jpで、頭の部分のcrft.はサブドメインと呼ばれます。サブドメインはウェブサーバーの設定で自由にユーザーが設定できるもので、改めて取得する必要はありません。

独自ドメインのメリット

 このようにドメインはウェブサイトやメールアドレスなどに共通して利用される住所のようなもので、ブランドや団体・個人の代替えの名前になります。トップレベルドメインの種類によっても、そのブランドの印象が大きく変化します。わかりやすく覚えやすいドメイン名ほどウェブサイトへのアクセスを健康的に促すために必須の要素だと言えます。

ドメイン登録の手順

 ドメインの登録とサーバーのレンタルは全く別になるプロセスです。よくサーバーをレンタルするとドメインを無料で登録できます!またはドメインを登録すればサーバーを無料で使えます!というキャンペーンを見ますが、大抵の場合2年目からは通常の価格に再設定されるものがほとんどです。またセットになっていると使いにくいサーバーを使う羽目になったり、ドメイン更新時に少し割高になったり、結局はそれぞれを切り離して考えた方が将来的に運用しやすい場合がほとんどです。

 大手ホスティングサービスでもドメイン登録サービスを行っていて、サーバーを借りてくれたらドメインは無料で取得してあげます、みたいなサービスをよく見かけます。

 その中でもWordpressを高速で運用できるとされているXサーバー は非常に良心的な特典が用意されていて、Xサーバー と契約すると無料でドメイン名を取得出来てしかもサーバー利用をしている限りドメインの更新費は無料というのがあります。

 もう神がかっています。

実際の登録

 ここではドメイン登録サービス日本最大手だけど自分の一番嫌いなお名前.com で見ていきます。

お名前.com はインターネット黎明期から様々なインターネット関連サービスを行うGMOが運営するドメイン登録企業で、選択できるトップレベルドメインも群を抜いて多いのが特徴です。

お名前.comでドメインを登録する

お名前.comにアクセスします。

 取得希望の文字列を入力というところに希望の文字列を入力して、検索ボタンをクリックします。.comと表示されているプルダウンメニューをクリックすると、異なったトップレベルドメインを選択することができます。トップレベルドメインは次の画面でも選択可能です。

 ここではgraphicdesign という文字列を入力して検索してみます。

 Aの部分は半分広告と思ってよいと思います。最近.incトップレベルドメインのセールスを強化しているようですが、非常に高価です。

 Bの部分が注目する部分です。アイコンには以下のような意味があります。

登録可能 申し込み可能
可能性あり クレジットカードでのみ購入可能
登録不可 登録できません
メール通知 ドメインが開放される直前にメールでお知らせを受け取ることができます。
バックオーダー 開放時期が近づいていて、開放された瞬間に購入することが可能です。
オークション オークションに入札することが可能です。
プレミアム トップレベルドメインが短いものや英単語になっているもので、通常高価で販売されています。
売買 別のお名前.comのユーザーが販売しているドメイン名です。価格の交渉をすることも可能なようです。

 ここで満足のいくドメイン名を見つけることができれば、チェックボックスをチェックして、Dの部分から申し込みへすすみます。

表示されたトップレベルドメイン以外を選択する

 さて、デフォルトで選択・表示されるトップレベルドメインは長い間使われているものが主流で、すでに取得されてしまっていることが多いです。.comドメインなどは世界的に利用されることも多いので、希望する文字列では取得できないことがほとんだと思います。お名前.com では近年追加されたトップレベルドメインのうち500以上のなかから選択することができます。

 Dの部分のドメインを指定する をクリックします。図のように大量にドメインが表示されます。図は右クリックでダウンロードしていただけます。

 希望のトップレベルドメインをチェックボックスでチェックしていき、

 希望の文字列は画面一番上の入力部分ではなく、

 ご希望のドメインを追加もしくは再検索する

 と表示されている部分で行います。

 選択できるトップレベルドメインは大量に表示されますが、検索結果に表示される数には13個という制限があります。

購入手続きへ

 希望の文字列でドメイン名をみつけることができたら、申し込みへ進む をクリックします。

 クリックすると次のような画面が表示されます。

 Aの部分には選択したドメイン名、複数選択していた場合は複数のドメイン名がリスト表示されます。

 Bではオプションが選択できますが、購入後も設定可能です。

 Dでは同時にサーバーレンタルの手続きをするためのオプションを選択することができますが、経験上お名前.comのウェブサーバーはあまりおすすめできません。お名前.comのレンタルサーバーが悪いというわけではなく、他に優れたサービスがあるというのが主な理由です。

 図のCの部分がログインというボタンになっていますが、これはお名前.com にアカウントを持っていることが前提ということになっています。アカウントがない場合は初めてご利用の方ボタンをクリックすると、ボタンが次へに変化します。初めて利用する場合はお名前.com のアカウント作成の手続きから始めますが、同じ流れでドメイン名を購入することが可能です。

お名前.comでの独自ドメイン購入まとめ

 ドメインの購入は意外に簡単で、近年追加されたトップレベルドメインの中には数十円といったものまであります。自分のドメインを持てばメールアドレスも独自のものも使えますし、ウェブでいろいろなことをするのも制限がありません。また日々様々な文字列で登録されていくものなので、欲しい文字列があったらとりあえず購入してしまうというのが正解です。

 そういったドメイン登録の性質を考えるとドメイン登録に特化したサービスのお名前.com が、いまのところ最善な選択だと思います。

Picture of Minoru Nitta
Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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