Google Bard

ついに使える!
Google Bard

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Google Bard

 Googleが提供するチャット型AI、Bardが遂に利用できるようになりました。

 最近ではNHKでもChatGPTが固有名詞でバンバン紹介されるのに非常に違和感を感じていましたが、チャット形式の生成AIの現実的な真打は、このGoogle Bardに違いないと思います。

 その理由として、情報の新鮮さ。

 ChatGPTはその深層学習による知識の更新がBardに比べると遅い印象があるからです。

 どういう仕組みかは筆者の理解をはるかに超えていますが、どう考えてもBardのほうが今の世の中を知っている印象です。

情報が新鮮で精度が高い印象のGoogle Bard

 試しにThe Super Mario Bros Movie 2を知っているか聞いてみました。

 ChatGPTの答えは間違っています。

 確かにそのような映画はありましたが、The Super Mario Bros Movie 2ではありません。

 そして、Google Bardの回答です、

 かなり的を得た回答かつ、正確な情報です。

 さすがGoogle情報の収集は経験値が違います。

 気になるのは収集した情報の深層学習への反映のタイミングです。

実用的な質問では

 ”日本酒のデザイン依頼がありました、まず何に考慮するべき?”

 という質問を両者に投げかけてみました。

sake chatgpt

 ChatGPTでは提案が箇条書きになっているのが良いです。

 結構、参考になる内容を見受けられます。

 考慮すべきポイントは、日本の伝統文化、現代的、コンセプト構築、ターゲット層、視認性 といったところでしょうか。

sake bard

 Bardさんの場合、価格に合ったデザインをしてみろと言ってきました。

 Bardの考慮ポイントは日本酒の種類に合ったデザイン、ターゲット層、価格に見合ったデザイン という感じです。

ChatGPT、Bardどっちが良いのか?

筆者には判断できませんが、Bardのほうが微妙にチャラい感じがします。

でもチャラいというのは現代に即しているとも考えられ、そう考えると古いものにも新しいものにも良いところがそれぞれあって、どっちを選ぶというものではないということも言えると思います。

しかしながらGoogle Bardの強みはその学習元だと思います。

実際にBardに学習内容の出典元を聞いてみると、

学習元はGoogleの検索情報ですか?

はい、Google の検索を通じて、テキストとコードの大規模なデータセットでトレーニングされています。これにより、幅広いプロンプトや質問に応じて、人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したりできます。

 と、答えがかえってきました、これは圧倒的に有利な感じがします。

 今のところ両方使ってみて、よさそうな情報を賢くピックアップしていくというのが正解な気がします。

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Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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