Adobe Photoshop v24.0へアップデート
Adobe Photoshop v23.5.1からv24.0へアップデート
Adobe Maxにあわせて登場したPhotoshop v24ですがわかりやすいアップデートからわかりにくいアップデートまで盛りだくさんです。
自動選択の精度
正直体感しにくいというか、少し前からすごい精度で自動選択ができるようになったPhotoshop、さらに精度があがりましたということなんでしょうか?
オブジェクト選択ツールを使用して、空、水、自然の地面、植物、建物などの要素をワンクリックで選択できるとありますが、前からできたような、できなかったような。。。
でも新機能の筆頭に書かれている項目なので、きっと精度が上がったんだと思います。
便利には変わりありませんし、仕事で求められる精度となると手動での微調節が必要になるのもかわらないと思います。
同じように新機能としてオブジェクト選択ツールで選択した後、Shift +delete で”コンテンツに応じた塗りつぶし“ で対象を削除して背景で置き換える機能があげられていますが、筆者の環境ではショートカットでは機能せず、コンテクストメニューから実行することができました。
コンテンツに応じた塗りつぶしは前からある機能なので、手短に作業を終わらせるワークフローが追加されたといった感じでしょうか。
編集に招待
編集に招待は以前からあった気がしますが使ったことがありませんでした。今回はレビュー用に共有機能に合わせてコメントウインドウパネルが実装され、さらにシームレスな共同作業が可能になったようです。
共同作業するにはファイルをAdobeのクラウドに保存する必要があり、発行されるurlを利用するとウェブ版のPhotoshop でも編集が可能になります。
レビュー用に共有
Illustrator v27.0のアップデート と同様、レビュー用に共有(Beta) が追加されました。
レビュー用に共有(Beta)の実装に伴って新たにコメントウインドウパネルが追加されています。
コンテンツ認証情報(Beta)
編集中のファイルの出典元を明らかにする機能で、ソーシャルメディア情報なども埋め込めるようになりました。
興味深いのはブロックチェーン技術も使ってNFTへの利用も想定されていることです。
Photoshop v24.0アップデートの印象
自動選択の精度がさらに上がったのは体感できますが、クラッシュすること数回(Windows 11+nVidia 3070)。。。
少し不安定な部分も残っている印象です。
共有機能やAdobeサーバーサイドでの処理などはクラウド前提での創作環境の整備がどんどん推し進んでいる印象です。
もちろんアップデートは行ったほうがよいと思います!
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