Illustratorに複数あるぼかし、なんで?
ぼかしはふたつあります
IllustratorにはIllustrator効果とPhotoshop効果にふたつのぼかしが あります。
Illustratorの中にはひとつだけぼかし が用意されており、Photoshopの中にはガウス、放射状、詳細と用意されています。Photoshopのフィルターを読んでいるのかな、とおもいきや比べてみると、
部分的にかぶっているけど、全然メニューの内容が違いますね。Photoshopのぼかしから3つだけ持ってきた感じ。
なんか混乱しますが、それでは具体的に何が違うのか?
想像するにPhotoshop効果はラスタライズしてから効果を実行する だと思います。あくまでも内部的な処理の順番ということでしょうか。
Illustrator効果のぼかしの特徴
ぼかし具合をポイントで指定します。
さらにぼかしはパスの内側にかかります。
指定内容はいつでもアピアランスウインドウパネルで変更することができます。
グループ化したオブジェクトにIllustrator効果を適用すると興味深いことに気づきます。エッジにしかぼかしが適用されないのです。
Photoshop効果のぼかしの特徴
ぼかし具合をピクセルで指定します。
さらにぼかしはパスの外側にかかります。
その範囲の大きさに従ってバウンディングボックスの大きさも変わります。
指定内容はいつでもアピアランスウインドウパネルで変更することができます。
こちらもグループ化したオブジェクトにぼかしを適用してみました。
全体がぼけているのがわかります。
結論
結論も何もないんですが、きっと効果に対する内部処理のそもそも的な考え方が違うので結果も変わるんですね。
ぼかしに関してはPhotoshop効果の方がしっくりくる感じです。
ところでPhotoshop効果にあるぼかし(詳細)というやつ。全く意味が分かりません。なんとなく配置したピクセル画像に対して適用する感じがしますが、いまだに解明できません。
ぼかし(詳細)のオンラインマニュアルはみつけました が、サッパリ意味がわかりません。研究しておきます。