Adobe AfterEffectsがv22.5にアップデート
After Effectsがv22.5へアップデート
2022年6月21日の午前にアップデートの通知がきました。
今回手元でアップデートがあったのは、
- After Effects v22.5
- Premiere Prov22.5
- Character Animator v22.5
- Audition v22.5
- Media Encoder v22.5
動画系のソフトが一斉にアップデートになった感じです。
結構地味目なAfter Effects v22.5アップデート内容
なんだかアップデートの告知が遅れたような気がしますがAdobe After Effectsの新機能掲載ページ に記載を見つけました。
テキスト関連のアップデート
右から左への言語対応
右から左へ書き進む言語への正式な対応。文字を逆方向にアニメーションするような工夫をする必要がなくなりました。
プリセット関連も右から左の言語に対応。
キャラクター混在に対応
右から左の言語と英語や数字が混在している場合もキャラクター(文字の種類)を自動的に判別し言語別に処理方向を判断します。
文字オフセット効果
文字オフセット効果は、韓国語とヘブライ語の正しいUnicode範囲を識別して効果がそれらの言語に固有の文字のみを表示するようにします。
詳細については、拡張テキストのサポート -統合テキストエンジンを参照してください。
バグフィクスと安定性の向上
- MacOS 10.15.0 から MacOS 10.15.3でAfterEffectsが起動できない問題の修正。
- Arm MacでAfterEffects終了時に断続的にクラッシュする問題の修正。
- BlackmagicDesktopビデオバージョン12.1以前がインストールされている状態のAppleシリコンハードウェアでMercury Transmitを実行するとAfterEffectsがクラッシュする問題を修正。
- Optical FLOW GPUレンダリングを選択したときにAfter Effectsが反応しなくなる問題を修正
- ダイナミックリンクにフレームを転送する際にAfter Effectsがクラッシュする問題を修正。
- Dynamic Link MOGRT において応答時間が中断される問題を修正。
- アプリケーション起動時に設定の移行にエラーが表示される問題を修正。
- コンポジションのプレビューでメモリの制約が原因で「2フレームプレビューエラー」が発生する問題の修正。
- 設定した使用メモリ量を超えてメモリを使用してしまう問題を修正。
- Illustratorからの特定の.jpegファイルが正しくインポートされない問題を修正。
- 多言語テキストに対して正しく入力できない問題を修正。
- 「-reuse」フラグの使用時に、Windows で aeレンダーがクラッシュする問題を修正。
- リモートデスクトップの使用時にハードウェアアクセラレーションが自動的に無効になる問題を修正。
- プロジェクトパネル内のモーショングラフィクステンプレートで正しくソースの入れ替えができないAEGraphicsを修正。
- MacOSでファイルを収集メニューを実行したときにハングアップしてしまう問題を修正。
After Effects v22.5アップデートの印象
結構不安定なイメージがあったAfter Effects v22.4はやっぱり不安定だったのかぁ、と再認識しました。
今回のアップデートで大量のバグフィクスが行われたので、すぐにでもアップデートすることをオススメします。
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Adobe AfterEffectsがv22.5にアップデートの関連リンク