Hasselblad XCD 4/45P

やっとレギュラーレンズを手に入れた感じ!

 コロナの影響もあってか、この45㎜レンズのXCD 4/45Pは発表があってからも、ずーっと品薄状態が続いていました。

 定期的にメーカーから入りましたよーの連絡をもらっていましたが、なんかタイミングがあわなくてずるずるしていたところ、その仲良くしてもらっていた担当が辞めてしまったり、なんだかイマイチ縁のないレンズでしたが、先日楽天のマップカメラ で発見。

 ほぼ衝動的に購入しました。

 でも、自分が購入したあとに見てみたら、またお取り寄せになってしまっていたのでまだまだ品薄なんでしょうね、きっと。

サイズ感

 ボディとのマッチが他のどのレンズよりも良いです。とにかく取り回しがイイ。

 35㎜換算で36㎜相当ということなので、若干広角めですが普段持ち歩くことを想定とすると、非常に使いやすいサイズ感でもあると言えます。

 広角レンズにありがちですが、フードのない設計になっているので収納時・装着時とも非常にコンパクトに収まります。

値段

 安いです。

 中判用のレンズなのですごく高いイメージがありますが、なんと13万円くらいで新品を購入することができます。

 Xシリーズの他のレンズは高いです。

 例えばポートレイトだったら無敵と思われるXCD 1,9/80、そりゃF値が1.9まで開くので同じ土俵に並べるのは難しいですが、その値段は70万円くらい。。。

 用途が全然違うレンズだとは思いますが、かなり思い切った値段設定です。

仕上がり

Model:Jaide

 フリンジも少なく非常に良好な結果です。

 この写真は作業中のスタッフを撮影したものですが、特にライティングも作らず地あかりで撮影したものです。

 ISO800でCamera Rawでノイズ除去処理をしています。

シャッター音がしない

 もちろん音はしますが、ほとんど聞こえません。多分撮られているほうはシャッターのタイミングがよくわからないくらい小さな音で、実はコレってモデル撮影のときにはネガに働くような気がします。

 バシャっとか音がすると撮られるほうもノリが変わると思うんです。

 かなり静かにパチとか鳴ってもどの瞬間を撮られたのかもわからないし、撮影している感に乏しい感じがします。

 でも、スナップ用と考えるとこんなに良いことはありません。

 ケースバイケースですね。

Picture of Minoru Nitta
Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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