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編集 レンズ
撮影したレンズを認識して、あらかじめCamera Rawと一緒に提供されているプロファイルを基に自動的に補正をしたり、手動でフリンジを軽減したりすることができます。
プロファイル
色収差を除去
レンズの曲面の中を通った異なった波長の光をそれぞれのセンサーで受け取るというのがデジタルカメラの仕組みですが、RGBで微妙なずれが起きてしまう現象が色収差です。その色収差をできる限り除去する機能です。除去はプロファイル情報を基にしているので、各社モデルごとの傾向で除去処理を行います。
プロファイル補正を使用
レンズは広角側へいくほど、像をゆがませる傾向にあります。広角の度合いによる想定(仕様)内の歪み以上に変形する傾向のあるレンズがあり、その歪みをプロファイル情報を基に修正する機能です。さらに周辺光量(ビネット)をフラットに補正する情報も含まれています。正しく撮影していれば、チェックボックスを入れるだけでEXIF情報からレンズ情報を自動的に読み取って適用されます。このページのキャプチャ画面ではHasselblad X1D IIにX<>Hレンズアダプターを使ってHシステムの120㎜を装着した状態で撮影した写真にプロファイルを適用したときの画面です。レンズアダプターを使った状態でも正しいレンズが自動的に選択されました。