Google Bardが圧倒的に勝つ!
Google Bardのほうが情報が正確みたい
ことの発端は思いつきで作り始めた江の島あたり というサイト(開発中)。
地域活性と思い、顔見知りの漁師さんと雑談の中でこんなサイトがあったらいいな、ということでとりあえず相模湾で獲れる魚図鑑を作ろうということに。
でも筆者は魚の知識は皆無だし、漁師さんは毎日夜中の2時に出港するというハードワーク。
そこで生成系AIに文章を書いてもらおうということになったわけです。
まずはChatGPT
漁師さんと話をし始めたころはまだGoogle Bard はリリースされていませんでした。
漁師さんに魚のリストをもらって、
”関東地方で「魚の名前」 と呼ばれる魚の正式名称や地方によって変化する名前、見た目の特徴、代表的な調理方法などを教えてください”
みたいなプロンプトで ChatGPT 生成して、漁師さんにみてもらうと、
”こりゃうそばっかりだ!”
うーん、だめか。。。
そうこうしているとBardがリリースされた
そして、Bardがリリースされ漁師さんに改めてみてもらうと、
”やばい、ほぼ完ぺき!“
と、いうことでサイトに実装し始めました。
とは、いうものの漁師さんたちの常識と微妙に外れている部分もあるらしく、今のところそのあたりは漁師さんからヒトコトということで、追記する形で記事を投稿しはじめました。
圧倒的精度のGoogle Bard
一連の作業で分かったのがGoogle Bardの情報の早さと精度。
ChatGPTとは比べ物になりません、Google Bardの圧勝です。
ためしにGoogle Bardに学習のネタとGoogle検索との関連を聞いてみると、まさしく深層学習はGoogle検索から行っているとのこと。
そりゃ、情報は最新なわけです。
でも、それはそれで検索インデックスしたものをなんでも正と判断して学習してしまうのも危険な感じがしないでもないです。
きっと、賢いことになっているんでしょうけど。。。
いずれにしろ信用しきれない生成系AI
とは、言いつつ生成された文章の精度も然りですが、そのまま転載するのであれば一言書いておかないと気持ち悪いので、“ この文章の大半は Google Bard によって生成されたものです”という注釈を追加しました。
未完成なテクノロジー
画像生成は著作権の問題がよく議論されます。
正直そんなあやふやな状態で最終的な制作物をAIに生成してもらう気にはなりませんが、文章だとなんだかもっともやもやします。
音楽も絵も文章も輩出する人の知識がベースになって結果が生まれるわけですが、AIを利用すると途中のプロセスが全部AIまかせになって結果が好きか嫌いかの判断のみになるわけです。
これって、なにかが大きく間違っている気がするわけで、やはり創作にAIは使うべきではないというか使えるわけがない気がしてなりません。
今回の筆者のようなケースは微妙に違って、いままでWikipediaで調べて好みの文章量にまとめるといったような作業をAIが代行した感じです。
今後もAIの使い方間違えないようにしないと、なんだか人の道を踏み外してしまいそうな気がします。。。