勝手マニュアルのPhotoshopのレイヤー効果 を作成するにあたって、改めて最新Photoshopのレイヤー効果のおさらいをしました。
その副産物的なものが今回の金文字テキストレイヤーです。テキストレイヤーなので内容を自由にかえられます。
実際の設定はファイルをダウンロードして確認していただけます。
設定内容などは自由にお使いください。
金文字を作るときの基本的な考え方
ベベルとエンボスを使ってサイドの光沢感を出す。
このとき意外に重要なのが光沢の輪郭。この形を変えるだけで一挙に金感が変わります。そもそも金というのはギラギラしてるほど、金っぽく見えるわけで、正体は周りの景色が映りこんでいてギラギラ見える。言い換えると映り込みやすい素材感なんですね。レイヤー効果では映り込みのパターンを指定するようなイメージです。
グラデーションオーバーレイで表面の基本色を描画。
金は黄色がかった鏡のような色という考え方で指定しました。また光も派手に反射するはずなので、光の反射を表現するグラデーションオーバーレイも追加してあります。
サテンと光彩(内側)でムラを追加。
金文字のフチと表面を区別するために光彩(内側)、内側にムラ感を出すためにサテンを指定しました。
境界線でさらに文字のアウトラインを目立たせる。
境界線はグラデーションも指定することができます。全体のグラデーションのかかり方と真逆の方向、つまり全体が明るい>暗いという場合、境界線は暗い>明るいとすると、メタリック感があがります。
ドロップシャドウで立体感を追加。
おまけ的な話ですが、結構パンチが増加します!
参考ページ:ベベルとエンボス