Camera Raw + Windows 24H2暗転問題解決
Windows 11 24H2アップデートでの不具合
Windows11 24H2の大型アップデートでは様々な不具合が報告されていますが、筆者の環境でもCamera Raw使用時に断続的に画面が暗転しまう現象が発生。
そのあとSlackを使っていても画面が黒くなってしまうことがありました。
他には小さな障害としてタスクバーに配置したアプリケーションショートカットのアイコンが消失するというのもありました。
画面暗転の問題解決
24H2インストール後におきた問題なので、24H2アップデートが原因なのは明らかですが、気になるのはその問題の理由です。
で、インターネットで調べてみると、違うアプリや条件で画面暗転しているケースを何件か発見。
ほとんどのユーザーはnVidiaのグラフィクスカードを利用しています。
筆者もGeForceドライバーを真っ先に疑いましたが、ドライバーが最新になっていることを確認しただけでそれ以上の追求をしていませんでした。
しかしどうやら犯人はG Sync のようでした。
G Syncは3Dレンダリングをスムーズに画面表示するためのテクノロジーでゲーミングで利用される機能のひとつです。
モニターも対応している必要があり、筆者が使っているINNOCN 32M2V もG Syncに対応しています。
どうやらこの機能が働くと画面が暗転してしまうようです。
そこでG SYNCを完全にオフにします。
解決方法
- スタートボタンをクリック
- nVidia Control Panelアプリを検索・起動
- ディスプレイメニューからG-SYNCの設定を選択
- G-SYNC G-SYNCとの互換性を有効化チェックボックスを外す
筆者の環境では以上の手順で画面暗転問題は解決しました。
G-Syncを多用しているユーザーにとっては根本的な解決にはなっていませんが、筆者のようにゲーミング環境でクリエイティブ作業をたくさんしている場合は大きな影響なく暗転問題を解決することができると思います。