決まった文字数、決まった行数
内容証明を作った
みなさん内容証明って知ってますか?
内容証明とは郵便局が申し立て人の主張を簡単に公的な証拠として残してくれるサービスです。
つまり筆者であるワタクシ、申立をいたしました。
何を申し立てたかというと、委託業務未払いの申し立てと、一方的な業務破棄の意向に対する精算内容です。
本当にこんな会社が世の中に存在するのが信じられませんが、そんなのと出会ってしまいました、負債は300万円くらいです。
フリーランスのデザイナーでも未払いケースってあると思います。
そんなときに主張内容を郵便局に証明してもらえる内容証明というサービスを覚えておくとよいでしょう。
で、この内容証明ですが、実は内容文章証明といったほうがよくて、つまりテキスト内容しか証明できない、紙面のデザインは共有することができないので表組みとかを内容証明に含めるのは無理ということでした。
送れるのは文字情報のみで、それも1行20文字、で最大26行という罰ゲーム並のものでした。
文房具やさんとかにいくと用紙があるらしいのですが、いずれにしろ文章はコンピューターで作成してプリントするのでこの際イラレでまるっと作成することにしました。
まずは目印になるマス目を作成
内容証明書の例をみてみるとマス目が印刷されています。
これには仕様 があって
縦書きの場合 | 1行20字以内、1枚26行以内 |
横書きの場合 | ・1行20字以内、1枚26行以内 ・1行13字以内、1枚40行以内 ・1行26字以内、1枚20行以内 |
となっています。
筆者のケースではA4の紙を縦に使って横書きをしたかったので、1行20文字、26行を選択しました。
まず20X26のマス目を描画しました。
横も縦も5マス目に目印をつけてカウントしやすくしました。
あとはエリアテキストの内容がこのマス目にドンピシャで合えばよいわけです。
エリアテキストの設定
さてよくわからなかったのがエリアテキストの段落設定です。
テキストパネルの文字間のカーニング設定をよく見てみると和文等幅という選択を発見、これでイラレの自動的な文字詰めがされないようになりました。
この状態で文字の大きさや行間、トラッキングの値を調節していくとあっさり完成しました。
内容証明のテンプレート
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