Elementor 3.18.0 pro betaから見る次の新機能
WordPress用ページビルダー
ElementorはWordpress用のページビルダーでプラグインで実装することができます。
無料のElementorと有料のElementor Proとリリースされており、Elementor Proにすることによって動的にコンテンツを表示する機能が使えるようになり、ほぼプログラマのスキルを必要とせずに投稿ループのカスタマイズなどが行えるようになります。
相変わらず他ページビルダーとは桁外れの進化を遂げていくElementorですが、ベータ版も順次公開されており最近次のメインバージョン3.18のベータ版がリリースされました。
そこには見慣れない機能が。。。
AIでコンテナの中身を作成!
Elementorでコンテナを作成する場合、プラスボタンで新規で作成するかフォルダボタンでテンプレートから作成するかを選択するフローになっていますが、3.18 betaでは新たにAIで作成ボタンが追加されています。
AIで作成ボタンをクリックすると以下のような画面が表示されます。
プロンプトを入力する部分で”/”を入力するとサンプルプロンプトが10パターンくらい表示されます。
筆者もためしに適当に選んで実行してみました。
A services section with a list layout, icons, and corresponding service descriptions for graphic design
サンプルプロンプトを利用してグラフィックデザイン用のリストレイアウトを生成してもらいました。
PhotoshopやIllustratorのFireflyのように3つの候補が生成され、その中からひとつを選択すると、新しいコンテナの中にAIが選択したウィジェットと内容でセクションが生成されます。
ちなみに、プロンプトの最後にin Japanese(日本語で)と追加してみましたが、日本語だけどバランスがよくなかったり、生成が完走できなかったり、英語のままだったりと、まだまだ進化の幅がありそうな機能でした。
不要ウィジェットを整理できる!
個人的にはこの新機能に注目です。
Elementorのウィジェットはインスタントに様々な機能を利用できるので非常に便利なんですが、慣れればなれるほどテキストウィジェットと画像ウィジェット以外あまり使わなくなっていきます。
つまり少しコードを加えるだけで専用ウィジェットより複雑な表現が可能だったりするわけで気づくといらないウィジェットがずらっと並んでいる状況になっています。
そんなユーザーのためにWordpressの管理画面のElementorのセクションにあらたにElement Managerという項目が追加されました。
ウィジェットごとに何回使われているか、そのウィジェットが属するプラグインの名前、そして使用・停止のスイッチです。
特筆すべきはサードパーティ製のウィジェットもちゃんと出るところです。
気をつける点としては、ウィジェットアイコンを非表示にするのではなく停止するというところ。
停止したウィジェットは機能しなくなります。
Elementor 3.18 betaのまとめ
まだリリースされたばかりのbeta 1です、今後どうなっていくかわかりませんが前例から想像するに基本路線このままでバグ修正、インターフェイスの見直しなどでブラシアップされていくイメージです。
少し前のバージョンからAIに力を入れているElementorですけど個人的にはイマイチAIをElementorに盛り込むことに違和感を感じます。
と、いうかAIにはまだデザインはできないと思います、AIさん絵描きとみたら面白いんですけどデザインは全く違うスキルだし。
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