Wrodpress6.3に更新
WordPress 6.3リリース
日本時間8月9日早朝、筆者はWordpress 6.3アップデートに気づきました。
毎回Wordpressの更新作業はちょっと緊張します。
筆者の場合はテストサイト>個人的な小さなサイト>クライアントのサイトの順で更新していきます。
WordPress 6.3の更新内容
Gutenberg関連、ブロックエディターやサイトエディターの刷新が大きくアナウンスされています。
筆者はHelloとElementor Proを組み合わせたサイトばかり構築しているので、そもそもDisable Gutenbergをインストールしてしまっていて刷新の詳細はよくわかりません。
それでも今回の更新には筆者も注目の内容が含まれています。
パフォーマンスの向上
アクセシビリティは常に重要な焦点です
WordPress 6.3は、プラットフォーム全体で50を超えるアクセシビリティの改善を組み込んでおり、これまで以上にアクセシビリティが向上しています。ラベルの改善、タブと矢印キーのナビゲーションの最適化、見出し階層の改訂、管理画面の画像エディタの新しいコントロールにより、補助技術を使用しているユーザーが簡単にナビゲートできるようになりました。
パフォーマンスの向上はありがたいです。
Wordpressはたくさんの機能がついている高機能CMSで、様々な需要を実現するために次々とプラグインをインストールしがちです。
すこしでも速度が向上するのは大変うれしいことです。
WordPressが向かう未来
今回もブロックエディターGutenbergの大きな進化が目立つアップデートでした。
そもそもGutenbergはドイツの金細工師ヨハネス・グーテンベルクさんがもたらした近代印刷技術の基礎。
つまり近代印刷が生まれたことで出版というかたちで人々は情報を紙という媒体で素早く大量に手にすることができるようになった。
Wordpressはこの人々の情報収集方法を根底から変えるだけのポテンシャルを持っていて出版を電子的に効率的に行えば情報のロジスティクスをさらに高速かつ効率的に行うことができるという、ヨハネス・グーテンベルクさん2.0的な発想が垣間見えます。
筆者の判断ではいまのところElementor Proに軍配が上がっていますが、目的が同じようなところにあるのでこの勢力図はいつどうなるかわかりません。
WordpressのGutenbergは今後さらに注目です。
Elementor 3.15との整合性
20サイト程度のWordpressサイトでWordpress 6.3へ更新しました。
今のところ筆者が使っていて問題なく動作する確認がとれたのは以下のプラグインです。
- Advanced Custom Fields
- Advanced Editor Tools
- Advanced Post Queries
- Broken Link Checker
- Browser Shots
- CMS Tree Page View
- Disable Gutenberg
- Download Manager
- Elementor
- Elementor Addon Elements
- Elementor Pro
- FileBird Lite
- Font Awesome
- Highlighting Code Block
- Jet Elementor Youtube Widget
- Jet-Detector
- Safe SVG
- Site Kit by Google
- Smush
- What’s New Generator
- Wordfence Security
- WP to Twitter
- WP-Optimize
- WP-PostViews
- WPDM – Elementor
- Yoast Duplicate Post
- Yoast SEO
肝心のElementorは全く問題なく動作しています。
アップデートはいかなる場合も推奨
Wordpress.orgにも注釈があるようにWordpressを使っている限りに最新の状態にしておくことが推奨されています。
仮に使っているプラグインなどで不具合がおきた場合はプラグイン側でなんとかするか代替え案を考えたほうが正しい判断であると思います。
筆者は関連サイトすべてを更新しました。