Adobe Firefly日本語に対応
Fireflyが日本語に対応
Fireflyでついに日本語でプロンプトを入力できるようになりました。
ただし日本語プロンプトに対応したのは今のところWeb版のFireflyだけということです。
ためしにジェネレーティブ塗りつぶしに対応したPhotoshopベータ版で日本語を入力してみたところ、日本語では生成することはできませんでした。
生成エンジンを上流で共有しているわけではないんですね。
Adobeは今後Fireflyの多言語化を進めていくようで、今使える言語は日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ポルトガル語とされています。
さらに今後は100以上の言語に対応していく予定のようです。
Fireflyではユーザーからのフィードバックを簡単に投稿することができるので開発スピードも今までのソフトウェア開発に比べても圧倒的に速いです。
早速日本語で入力してみる
日本語が利用できるFireflyはウェブ版のみということなので、Adobe Fireflyウェブ にアクセスして以下の日本語プロンプトで画像生成を試してみました。
南国のビーチに佇む男、全身、印象派の油絵、時間は昼間、筆のストロークは長め、広角
テキスト効果でも日本語入力で生成することができました。
印象派の油絵
Photoshopベータでは
当然、Photoshopベータでは日本語のプロンプトがまだ利用できないので、Google Bardに翻訳してもらいました。
A man standing on a tropical beach, full-length, an impressionist oil painting, daytime, long brushstrokes, wide-angle
日本語で入力したプロンプト、キチンと翻訳されていると思いますが、全く異なる絵が生成されましたがたしかに印象は似ています。
ウェブ版ではプロンプトに加えてスタイルなどをボタンで選択できますが、Photoshopでの生成はプロンプトのみなので、そもそも両者を並べて比べることは難しいかもしれません。
画像生成の今後
これからはデザイナーのスキルとしてプロンプトの入力テクニックが求められて行く感じです。
まだ商用利用はできないFireflyですが、デザインの最終的な素材として使いたい場合は生成の正確な再現性が求められていくのは明らかです。
入力方法もまだまだ途上な感じに思えますが、やっぱり非常に楽しみな技術です!
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