2021年3月11日の早朝、アップデートに気づいて更新しましたPhotoshop!
今回の目玉は何と言ってもどちらかというとCamera Raw主体な話な気がしますが、Super Resolutionこと、スーパー解像度!
Adobeさんのブログにもスーパー解像度の詳しい記事 が紹介されています!
ブログによると、
スーパー解像度とは、見かけの解像度を上げることで写真の品質を向上させる処理のことです。
うーん、見かけの解像度とはなんぞ?
ブログによるとこの技術、アップスケールを繰り返させ最適な結果がでるように学習させて確立させたものと記述されています。
よく、わからないです。
よくわからないので画像を用意しました。
800ピクセル X 500ピクセルのjpg画像です。
この画像をCamera Rawで開きます。
Bridgeで目的のファイルを表示して、右クリックメニューからCamera Rawで開く…を選択します。
Camera Rawのメイン画像の部分で右クリックで、強化…を選択します。
すると、こんな感じのダイアログが表示されます。
これは2倍固定なんですね。
なるほど解像度が2倍になりますよ、ということか。
一番上に”強化では、機械学習を利用して画質を向上させます。結果は新しいDNG画像として保存されます。”と、書かれています。DNGってところがCamera Raw。
早速実行してできたのが、下の画像です。
出来上がったDNGファイル(オリジナルファイルの隣に-強化という名前が追加されていました)をPhotoshopで開いて、そのままJPGで書き出しました。
よくわかりませんね。
オリジナルファイルを開いて、ピクセル数が同じになるようにイメージ>解像度で調節して違いを見てみます。サンプル方法は自動を選択しました。
これでもよくわかりませんね、そりゃそうです。ウェブなので、そもそもそこまで解像度が必要ありません、しかしながら拡大してみると、、、
これは一目瞭然です。右のほうがはっきり見えます。鼻のあたりを見ると左のほうが明らかにピクセル然とした結果です。すごい!
左がイメージメニュー>画像解像度で1600 X 1000ピクセルにしたもの、右が強化>スーパー解像度で1600 X 1000にされたものです。
スーパー解像度の圧倒的な勝利です。
でも、このスーパー解像度、なんでPhotoshopの画像解像度メニューに実装されなかったんでしょうね。
まぁピクセルエンハンスメントの延長なので、といわれればなんとなくうなずけますが、でも画像解像度メニューの中の方法のプルダウンの中にスーパー解像度とあれば、もっと腑に落ちるような気もしました。
でも、スゴイのはスゴイ!
ところで、有名なYoutuberであるPIXimperfect さんがこのスーパー解像度について興味深い動画をアップしていました。
5回スーパー解像度やったら、どうなるか?さらにテキトーに検索したAIによる画像拡大システムと比較して、一体全体どちらが優れているのか?
実際の答えは動画で見てみてください。
もしかしてスーパー解像度イマイチ?
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