見えてきたElementor 3.12シリーズ
WordPress用ページビルダーElementor
ElementorはWordPressのプラグインとして機能するドラッグ&ドロップベースのページビルダーです。
無料版と有料のPro版があり、Pro版では動的にコンテンツを取得する機能も搭載されていて、カスタムフィールドなどをあわせて利用すると作れないサイトは無いんではないかと思うくらいの多機能で動的なサイトを構築することが可能です。
今回はそんなElementorのDeveloper Edition、ベータ版を試してみたのでその報告です。
ベータ版で進行したものはそのままリリース版へ受け継がれていくので今後のElementorの進化の方向を予測することができます。
衣替えしそうなUI
ダークなところはよりダークになったお陰でウィジェットのアイコンの視認性が向上しています。
さらにパネル上部にボタンが追加されています。
またパネル下にあったアイコンはなくなりました。
コンテナの表示は濃いブルーから紫に変更されています。


テーマビルダー
画面がテーマビルダーに切り替わります。
履歴
保存の履歴が表示されます。
ユーザー設定
現バージョンのユーザー設定と同じ内容が表示されます。
キーボードショートカット
キーボードショートカットの一覧が表示されます。現行バージョンではShift +? で表示される画面と同じです。
Manage Website
WordPressのダッシュボードに移動します。
そのほかにも、細かなUIの変化がありますが、あくまで開発者向けのベータ版なので、今後何がどうなるかは完全に未定だと思います。
また、現在のベータ版Elementor 3.13.0-dev1、Elementor Pro3.12.0-beta1では終了がメニューの中になかったり未完成感は否めません。
新しいメニューウィジェットではメニューの内容を細かくカスタマイズすることが可能です。
レイアウトのセクションでメニューの項目を追加して、項目の中にあるDropdown ContentをONにすることで、メニューからドロップダウンする領域が表示されます。
この領域はコンテナになっているので、あらゆるものを設置することが可能です。
メガメニューの設置もElementorで簡単に行えるようになりそうです。
Loop Gridの例外表示
コンテナの中に自由にレイアウトした内容をループ表示することができるLoop Gridウィジェットですが、例外表示ができるようになるようです。
Developer Editionの起動
このベータ版はElementor Proユーザーであればだれでも利用することが可能です。
WordPressの管理画面にあるElementorメニューから設定へ移動し、Featuresの項目でFlexbox Container機能を有効にすると以下のようなメッセージが表示されます。
インストールと有効化ボタンをクリックすればあっという間にDeveloper Edtionに切り替わります。
粛々と進化していくElementor、今後も見逃せません。
-
見えてきたElementor 3.12シリーズの関連リンク