投稿か固定ページか?

効果的な使い方を考えます
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Minoru Nitta
Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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投稿か固定ページか?

WordPressの悩みどころ投稿と固定ページ

 Wordpressでは固定ページという考え方と投稿という考え方があり、両者ともページを作成するという使命であるものの、それぞれが異なった性質を持っています。

 果たしてどのように使い分けるべきなんでしょうか?

 考えてみます。

情報は蒸発する

 ウェブとは情報の塊です。インターネット黎明期はインターネットをインフォメーションハイウェイとも呼んでいました。

 情報の高速道路、つまり高速に最新の情報の共有が可能な技術であるということです。

 その情報には賞味期限があります。

 あっという間に価値のなくなる情報、長い間価値が変化しない情報。。。

 そう、蒸発してまったく価値のなくなる情報も多く存在するのです。

WordPressのシステム構造から考える

 固定ページと投稿ページでは機能が若干異なります。

 大きくはカテゴリーとタグの有無です。

カテゴリ タグ
固定ページ
投稿ページ

 さて、これは何を意味しているのか?

 固定ページに属する情報はサイトのいずれのカテゴリーにも、タグにも属することはないことを意味します。

固定ページという響きから想像する

 固定とは、しっかり留まっていて揺るぎないイメージがあります。そういった情報をページ化する機能が固定ページの役割なんだと思います。

 たとえば会社概要やらショップの基本情報、執筆者の情報などが想像できます。

 会社の所在地が変更になったら投稿で変更の旨を知らせるページを作成して、固定ページで所在地が掲載されているページが別にある、そんなイメージです。

SEOへの影響は?

 WordPressを頻繁に使うようになった頃は投稿のほうが検索順位が上がりやすい印象を持っていましたが、長年使ってみて固定ページだろうが投稿だろうが関係ないという結論に至っています。

 あくまで私見ではありますが、そのページの内容と表示の仕方次第に思えます。

 繰り返しですが、私見です。

 SEOへの影響は関係ないと思います。

 ただしRSSの配信など投稿にしかない機能を考慮すると一過性の影響は投稿に軍配があがるかもしれません。

 自動的にサイト内リンクを増やすことができるカテゴリーとタグも然りです。

当サイトcrftでの投稿と固定ページの使い分け

 当サイトcrftには勝手マニュアルというセクションがあってPhotoshopIllustratorなどを勝手にマニュアル化したエリアがあります。

 この勝手マニュアルはすべて固定ページで作成しました。

 なぜかというとソフトウェアの使い方のほとんどは普遍だからです。

 とは言いつつ悩ましいのが、マニュアルはサイトが持つPhotoshopやIllustratorというカテゴリーやタグにも属することが可能であるという事実です。

 これには解決方法があって、固定ページでもWordpressを少しモディファイすることで固定ページでもカテゴリー、タグを指定するようにできることができます。

 以下のスクリプトをテーマ編集でfunction.phpに追記します。

カテゴリーを追加する

// 固定ページにカテゴリーを追加
function add_categorie_to_pages(){
 register_taxonomy_for_object_type('category', 'page');
}
add_action('init','add_categorie_to_pages');


// カテゴリーアーカイブに固定ページを含める
function add_page_to_category_archive( $query ) {
if ( $query->is_category== true && $query->is_main_query() ) {
$query->set('post_type', array( 'post', 'page' ));
}
}
add_action( 'pre_get_posts', 'add_page_to_category_archive' );

タグを追加する

// 固定ページにタグを追加
function add_tag_to_page() {
register_taxonomy_for_object_type('post_tag', 'page');
}
add_action('init', 'add_tag_to_page');

// タグアーカイブに固定ページを含める
function add_page_to_tag_archive( $obj ) {
if ( is_tag() ) {
$obj->query_vars['post_type'] = array( 'post', 'page' );
}
}
add_action( 'pre_get_posts', 'add_page_to_tag_archive' );

 反面、チュートリアルやソフトウェアのアップデート情報などは投稿でページを作成しています。

 これらの情報の賞味期限はマニュアルに比べると短い可能性が高いからです。

悩ましかったケーキ屋さんのホームページ

 この記事を書いている時点でまだ公開できていませんが、神奈川県藤沢市本鵠沼にあるミルプランタンというケーキ屋さんのホームページで悩んだ(正確には自分ではなくて息子が)のがケーキの紹介を固定ページでするべきか、投稿でするべきか。

 ケーキは季節によっても変化します、でも定番もたくさんあります。

 息子が導き出した解答が、ケーキひとつの情報を投稿で登録する、固定ページは条件に従った投稿のループで表示する。

 ループとか言うとわかりにくいですが、Wordpressには条件に従った投稿を表示する機能があり、さらにElementor Proを使うとコーディングなしで一瞬にして、そのような動的なページを作成することが可能になります。

結論

 Wordpressでのサイト作成で固定ページにするべきか、投稿で作成するべきかは完全にケースバイケースであると考えます。

 それはWordpressテーマにも左右されるし、プラグインにも左右されるし、ビジネスの種類にも大きく左右される、ということです。