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MacBook Pro M2 Pro M2 Max

いろいろな数字が異次元
macbook pro m2
Minoru Nitta
Minoru Nitta
グラフィックデザイナー・フォトグラファー
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MacBook Pro M2 Pro M2 Max

Macはいつもイノベーティブであるべき

 筆者がWindowsをメインマシンにして長い時間が経ちますが、その理由はコストと処理能力のバランスを考えるとWindowsマシンのほうが効率がよいから。

 ときにバランス度外視で速度至上主義という選択もあるわけですが、今回のMacBook Pro M2はそういった高速化がイノベーティブであると感じます。

 このくらいのドラスティックな進化こそAppleらしいスバラシイアップデートであったと思います。

でもちょっと地味だった新製品発表

 1月の初めにはCESも開催されていましたが、それに合わせるでもなくAppleのNewsroomでの発表でした。

 上の動画は同時に公開されたもので新しいMacBook Proに搭載されているM2 ProとM2 Maxの性能が紹介されています。

 見れば見るほど速さが正義であることがわかります。

 映像の後半ではプロのクリエイター3人がそれぞれのプロジェクトをバッテリー駆動だけでこなせるか、という試みにチャレンジしています。そんな過酷な状況でもAfterEffectsに40ソースも読み込んで編集しているのが信じられないというコメントが聞こえてきます。

 そう今回、その速度そのものがイノベーティブレベルな進化を遂げています。

驚愕の処理速度

 処理速度向上の下支えになっているのがAppleシリコンと呼ばれるApple謹製のCPUやGPUなどのチップやメモリ群。

 PCとは違ってモジュールでスロットを介して構成されているのではなく、マザーボードに全部直付けです。

 最適な状態でインテグレート済みのシステムなので遅いわけがありません。

 MacBook Proに新たに採用されたのはM2 ProとM2 Max。

 では具体的にどれだけ速いのか?

 Final Cut Proにおいてのトランスコード(映像フォーマット変換)スピードの例がAppleのサイトに掲載されています。 Intel Mac、過去最高峰のIntel MacBook Proを基準(1)とした場合です。

14インチ Core i7 16インチ Core i9+Radeon Pro 5600M
M2 Pro 11.6倍 7.0倍
M2 Max 15.9倍 9.4倍

 もう、意味不明な速さです。

 M1 ProとM1 Maxの具体的な比較数値が出ていないのは、既存ユーザーへの気遣いなんでしょうね。昨日M1買ったひとたちはきっとがっかりです。

大歓迎の退化

 さて処理速度が大きく気になる今回のアップデートですが、それ以外にも気になる点がいくつかあります。

 それは

  • タッチバーがない
  • HDMIポートがある
  • 電源がマグセーフになっている
  • SDXCスロットがある

 正直、これらの項目は以前の進化の過程で消え去ったものばかりですがユーザーの声を反映したかたちで戻ったみたいです!

 USB-Cだけって、ちょっと突き放しすぎでしたよねサスガに。

値段

  • 14インチ MacBook Pro
  • 16インチ MacBook Pro
  • Mac mini

 MacBook ProではM2 ProからM2 Maxが選択できるようになって、Mac miniでM2 Proが選択できるようになりました。

 上記モデルは内容を細かくコンフィギュレーションすることが可能で、おのずと価格も大きく変化します。

 そこで、16インチ MacBook Pro値段をチェックしてみました。

M2 Pro

12コアCPU、19コアGPU、16コアNeural Engine搭載

16GBユニファイドメモリ

512GB SSDストレージ

348,800円 (税込)

M2 Max

12コアCPU、38コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple

96GBユニファイドメモリ

8TB SSDストレージ

918,800円 (税込)

 モリモリでコンフィギュレーションすると、ついに100万が見えてきます。

 それでもラップトップで96GBのメモリが積めるというのは心強いです。

 SSDも8TBマックスでコンフィギュレーションしてみましたが、例えば1TBで我慢すると30万円も安くなります。

Macに傾きつつある自分

 もう長い間、Windowsでクリエイティブ業務、メールと文字を書く作業をMacで行う筆者ですが今回のM2 Maxの登場で大きく考えが変わりました。

 コンピューターという道具としてどちらがいいかというと、それは圧倒的にMacのほうが使いやすいと思うので、いまでもメールなどの事務作業はすべてMacで行っているわけですが、グラフィック関連の速度がここまで速くなるのであれば、クリエイティブもMacでやりたくなります。

 さらにラップトップでこのパフォーマンスが手に入るというのは写真もやる筆者にとっては非常に魅力的です。

 現場でも最適な環境でその場で作業できる!もうこれはクリエイターにとって理想的なソリューションでしかありません。

 値段もスピードも異次元!それが今回のMacBook Proのアップデートでした!

 ああ、ほしい!

 けど高い!