Illustratorベータに実装されたコンテキストタスクバー
Illustrator28.0.20ベータのコンテキストタスクバー
すっかりベータ癖がついてしまったAdobeのアプリ環境ですが、Illustrator 28.0ベータでも大きな機能進化があった模様です。
Photoshopベータですっかり馴染んできた操作の内容に従って変化するコンテキストタスクバーがIllustratorにも実装されました。
Illustratorでも選択しているオブジェクトの種類によってコンテキストタスクバーが操作できる内容が変化します。
パスオブジェクトを選択している場合
- パスを編集ボタン:ダイレクト選択ツールに切り替わる
- 繰り返しボタン:オブジェクトメニューのリピートと同様の機能
- 複製ボタン:同じ場所・サイズで選択したパスが複製される
- ロックボタン:選択しているオブジェクトをロック
テキストオブジェクトを選択している場合
- フォント名ボタン:フォントメニュー
- フォントサイズボタン:フォントサイズの選択もしくは入力
- テキストモードボタン:エリアテキスト・ポイントテキストの切り替え
- アウトライン化ボタン:文字のアウトライン化
上記の他にも閉じていないパスを選択したときはパスの結合というボタンに変化したり、どんどん便利なツールになっていく予感がします。
Illustrator28.0.20ベータをWindowsで起動できない
そんなワクワクするコンテキストバーが実装されている25.0.20ベータですが、筆者のWindows環境ではどうにもうまく動作しませんでした。
起動はしますが以下のようなメッセージが連発して出てしまって使えるレベルではありません。
Adobeのヘルプページや色々なサイトでは設定関連のファイルを削除すると、「不明なエラー」は解消されることがあるということでしたが、関連ファイルを削除しても改善することはできませんでした。
どうにも画面上のオプションバーかツールバーが読み込めないで引き起こされているエラーに見えますが、いずれにしろベータ版なのでこういう不具合はつきものと受け止めています。
-
Illustratorベータに実装されたコンテキストタスクバーの関連リンク