Yoast SEO投稿時の使い方
Yoast SEOで投稿記事のSEO対策
WordpressのSEO対策プラグインは数多くリリースされていますが、Yoast SEOは最も人気のあるプラグインのひとつだと思います。
Yoast SEOを使うと検索エンジンに対してサイトの情報をウィザード形式で登録することができます。
投稿記事を作成するときも、SEOのための正しい要素を持った記事を書くためのチェック機能がついています。
投稿時にできること
大きく、SEO 、可読性 、スキーマ 、ソーシャル にタブで分かれています。その下にフォーカスキーフレーズとあって、画像ではYoast SEOと入力されています。
まず、フォーカスキーフレーズに記事の主旨になるキーフレーズを入力します。これを入力しないとYoast SEOを入れてもその機能を100%使っていることになりません。ここに入力されたワードの出現率や使われ方を本文と見合わせて記事の添削をしてくれるのがYoast SEOの主な機能です。
SEOタブ
メタディスクリプションや記事の文字数、キーフレーズの出現率などをチェックし、評価が表示されます。画像の赤い顔マークが緑のスマイルマークになるまで、赤や黄色で示された項目を改善していくと、記事がSEOされたものになっていく仕組みです。
中には結構厳しい指導内容もあって、たとえばサイト全体で同じキーフレーズを複数回指定すると黄色が点灯します。
可読性
文章の長さ 、連続した文章 、小見出しの分布 、段落の長さ 、転換語 などをチェックします。言語的に見ているわけではなくて、数学的にこれらの値を見ているように感じます。
ここでよくわからないのが 転換語 。転換語は話題の軸をずらしたり、明確にしたりする文頭に使う単語やフレーズと思いますが、それってすごく英語的。外国製のYoast SEOが日本語の似た機能を持った言葉をどこまで理解しているのか?
スキーマ
schema.org というサイトと情報を共有して、投稿しようとしているページが大まかにどういう性質のページかを定義することができます。
ソーシャル
Facebook、Twitterでの引用のされ方を指定することができます。
統括
非常に便利なYoast SEOですが、自分には素朴なギモンがあります。Google検索の目的はユーザーにユーザーが必要としている情報を高い精度で効率よく見つけるための道具になること。
それは言語に深く関わっている技術だと思います。つまり検索のためにGoogleがインデックスを作成するときにサイトをどのように理解・記録するために言語的解釈をシていかなければならないということで、Yoast SEOはその言語的解釈がされやすいようにするツールです。
YoastSEOは英語用に設計されていると思うんですが、そのYoast SEOを日本語の環境で使って、どのくらい効果があるのか?
普段使っていて思うのが、そもそも日本語は単語と単語の間がスペースで区切られていません。反面英語は単語をスペースで区切った情報の羅列です。言語として大きな構造上の違いがあるのに、同じロジックで同じSEO効果があるとは思えません。
Yoast SEOの解析部分でどうしても要素を改善できないことがあります。そんなときにフォーカスキーフレーズを半角スペースで挟むと文章を変えていないのに改善されたことになることも。。。
持論ですが、額面通り信じてはいけなくて、あくまでSEOの指標として利用していくのが賢いYoast SEOの使い方だと思います。
それでも、Yoast SEOを正しく使い始めてcrftのトラフィックは大幅に改善されました、オススメです!
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