ピクトグラムは簡略化した絵を使って情報を効率よく伝える手法です。
最近ではアイコンと混同されることも多いですが、実はピクトグラムとアイコンではその役割と目的が違います。
ピクトグラムの役割
ピクトグラムは文字で表記するより重要な情報を伝えるという役割があります。
非常口の表記などは大変良い例です。
その役割の性質上、公共性の強い情報伝達を行うことが多くデファクトスタンダードになっているものも多い印象です。
アイコンの役割
反してアイコンの内容は自由自在です。
代表的なものはアプリケーションソフトウェアのアイコン。
そもそもアプリケーションソフトは一定の目的をもった道具でその内容を簡単に視覚的に伝えることはできません。
どちらかというとアプリの道具としてのカテゴリーとブランディングの一貫を率直に伝えるのがアイコンの役割になります。