チラシや雑誌などでもっとも多く使われる紙のサイズで210mm X 297mmの大きさ。元々ドイツの規格で今では国際規格になっている。
A判と呼ばれる統一された縦横比でA0から1回半分に折ったサイズがA1、もう一回折ったサイズがA2と折った回数の数値がAの後につくことによってサイズが決まっています。
つまりA4はA0を4回折ったサイズ210mm×297mmの大きさです。
コピー機などでも多用されているので非常になじみのある紙サイズです。
A0 | 841mm × 1189mm |
A1 | 594mm × 841mm |
A2 | 420mm × 594mm |
A3 | 297mm × 420mm |
A4 | 210mm × 297mm |
A5 | 148mm × 210mm |
A6 | 105mm × 148mm |
A7 | 74mm × 105mm |
Photoshopでの注意事項
ビットマップで構成されたPhotoshopのファイルを印刷するときは解像度に注意する必要があります。通常の4色オフセット印刷では300DPIであれば十分であるとされているので、A4いっぱいであれば2480ピクセル×3508ピクセル必要になるということです。
Photoshopの新規ドキュメントの印刷のプリセットにもA4が用意されているので、そのプリセットを利用すると素早く適正サイズのカンバスを作成することが可能です。
PhotoshopのプリセットにあるA4の2480×3508ピクセルは仕上がりサイズ時の大きさになるので A4紙面いっぱいに画像を印刷したい場合は注意が必要です。
ほとんどの印刷工程では仕上がりサイズより大きな紙面に印刷して、最後に4辺を裁断して仕上がりサイズにします。
つまり画像は仕上がりサイズより大きく、画像部分の4辺が少し無くなることを想定する必要があるということです。
印刷範囲と裁断部を示している線をトンボ(トリムマーク)と呼びますが、印刷範囲を示す外側のトンボまで画像サイズが必要です。
ピクセル数だと2551×3609ピクセルあたりが妥当で、さらに画像のフチ50ピクセルくらいが切り取られるイメージです。