パス上文字ツール

パスに沿ってテキストをタイプできるIllustratorならではの機能です。まずはパスを描画して、そのパスの上でこのパス上文字ツールをクリックすします。

パスが消えて、テキスト入力用のアイビームがパスの上で点滅するので、文字を入力します。入力した文字は専用のハンドルでパスに沿って移動することや、通常のテキストツール同様、フォントを変えたり、文字の大きさを変えたりすることができます。

パス上文字ツールにはオプションが用意されています。対象になるパス上テキストを設定したオブジェクトを選択した状態でツールボックスにある、どの文字ツールになっていても構いませんが、ツールアイコンをダブルクリックすると以下のようなダイアログが表示されます。

効果はパスに対して文字をどのように配置するかを決定し、次のようなものが用意されています。

これは、かなり想像通りな感じで、パスに対して文字が90度垂直にたっているイメージです。

歪み

歪みという名前がついてますけど、自分的にはこれこそリボンに見えます。

3Dリボン

3Dリボンというか、なんちゃって3Dというか、カオスとかいう名前にしたほうがよくないかな。

階段状

パスがどんな角度にあろうと、文字は紙面に対して正しい角度に配置されます。

引力

さて、この引力をどう理解したらよいのやら。いろいろやってみましたが、ハンドルに直接影響されているわけでもなく。

引力設定の文字をパスにそって動かしてみたのが、この図ですが確かに目に見えない力によってゆがんでます。引力というのが正しい表現なのかはわかりませんが、ゆがんではいます。