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風景ミキサーって普段つかえるのか?

風景ミキサーとは?

 PhotoshopのAIを使ったスマートフィルター、ニューラルフィルターにある風景ミキサー。色々なところでそのインスタントな使い心地と超絶結果が絶賛されていますが、果たして実用的なのだろうか?

 風景ミキサーは写真の背景と被写体と選択した風景の画像に従って画像自体を風景よりのシチュエーションに描画しなおしてしまう機能。サンプルでは草原を走っている馬が話題になっているのは街の写真と森の写真をミックスして荒廃した人類のいなくなった街ができあがるというもの。

デザインの現場では使えるか?

 相当ニッチな使い方になると思います。よーく見るとどこか不自然な出来上がりですが、インパクトはあります。渋谷の街を荒廃させたい、六本木を氷河期にしたい、なんてのは簡単にできそうです。サイアク何回かフィルターを実行して合成していけばかなり精度の高い画像を作り上げることができそうです。

ポートレートに使うとどうなるのか?

 特にAdobe Senseiに好かれていない写真に実行するとどうなるのか?

 オブジェクト選択ツールのホバー選択が魔法レベル でうまくオブジェうと選択ツールが動作しなかった写真に対して風景ミキサーを実行してみたいと思います。

 これが、その写真。夕暮れの鵠沼海岸に立つ男。イメージでは背景が氷河期になってしまったり鬱蒼とした木々が映える予定です。

氷河期

 顔がなくなった!カメラはカチンコチン!腕が微妙にごまかされ、奥にあった雲が雪深い山脈になっている!鵠沼のだらしなく地面が盛り上がった部分は険しいことになっている!

 何かダミー画像をつくるには背景は利用できそうですが、人物が変形してしまうので人物込の画像としては使えそうにありません。

木々をミックス

 ひゃー、かかし!カメラは草原に立った枝と草でできた何かに変形!またまた遠景の雲が山脈に!Senseiは山脈が好きなようです。

 やはり顔が認識されません。きっと暗すぎるんでしょうね。

 でもやっぱり人物以外は使えそうです。

総論

 やはり写真を選ぶということですね。あと使い方はアナタ次第。パーフェクトな道具はなかなかありません。部分的につかっていけば風景ミキサーは大変重宝しそうです。

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