crftロゴ
検索

二つのぼかしの違い

ぼかしには種類がある

 Illustratorの効果はIllustratorの効果とPhotoshopの効果に大きく二分されています。

 Photoshopの効果をIllustrator内でも使用できるという機能ですが、Photoshopのビットマップに適用すると、スマートフィルター化しないと後戻りできなくなります。でも、Illustratorの場合はアピアランスからいつでも、数値を変更することが可能です。

 さらにベクターデータに直接効果を設定することになるので、非破壊で非常に便利な機能です。

Illustrator効果、Photoshop効果それぞれにあるぼかし効果の違い

 Illustrator効果>スタイライズ>ぼかし、Photoshop効果>ぼかし>ぼかし(ガウス)…とそれぞれに、ぼかし効果があります。

 Illustrator効果のぼかしは実寸で指定します。あくまで印刷結果での大きさをイメージする必要があります。

 Photoshop効果のぼかし(ガウス)はピクセル数で指定します。このPhotoshop効果のピクセル数で指定する方法、当然ドキュメントの解像度を変えれば自動で変わるのかと思いきや、そうでもないようで画面上では特に変化がありません。

 ぼかしを使ったアートワークのドキュメントの解像度を変えるときは注意が必要です。

特性も異なる両者のぼかし

Illustrator効果のぼかし
Illustrator効果のぼかし
Photoshop効果のぼかし
Photoshop効果のぼかし

 このようにIllustratorのぼかしは描画領域内へぼけていく印象で、Photoshopのぼかしは外へ向かってぼけていく印象があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です