crftロゴ
検索

Animation Composer – AE救世馬

 本来はプリセットを販売している団体で、そのプリセットを簡単に購入・導入できるようにしたプラグインですが本来の目的です。

 しかしその機能をAEにインテグレートするプラグイン以外にも、超絶便利なプラグインが付属しています。

 インストールするとウィンドウメニューに関連プラグインが表示されるようになります。

 そして全部無料で使えます。

Animation Composer

 本体というか、これが本来のプリセット操作のウィンドウです。

 左側でプリセットの種類を選択して、それを右下のドロップエリアにドロップすれば、8割くらいはもう作業が終わってるも同然な爆速プリセットがそろっています。

 基本はどのプリセットもサンプルという感じで、深追いしたい人は買ってくださいねというのが基本姿勢です。

 でもサンプルも試す価値は十分あります。

 こんなアニメーション自作してたら、軽く半日はかかります。

 秀逸なのが右上にあるUser Guideという部分。

 アニメーションで非常にわかりやすく様々なことを解説してくれます。

Anchor Point Mover

 おまけプラグインのひとつで選択しているレイヤーのアンカーポイントを9つのポイントへ一撃で移動することができます。

 簡単そうで実は奥が深いです。と、いうのもこのプラグインを使ってアンカーポイントを移動しても、対象のレイヤーの位置は一切動きません。

 普通レイヤーでアンカーポイントを変えたら、そのポイントの値に合わせてレイヤーの位置も移動してしまいます。

 ところがこのプラグインを使うと微動だにもしません。

 レイヤーの種類によっては複雑な処理が必要なこの機能ですが、どの種類のレイヤーで使ってもキレイに機能します。

サスガ!

KeyFrame Wingman

 非常に中毒性の高いプラグインです。AfterEffectsのキーフレームにはエンベロープと呼ばれる機能で動きに抑揚をつけることができますが、この抑揚をグラフエディタで編集するのは、ちょっとなれが必要です。

 そもそもゆっくり止まるとかをグラフで編集するというのは算数的な頭脳を要求しています。

 そこで、このKeyframe Wingman、対象になるキーフレームを選択して、インターフェイスのバーをぐいっと伸ばせばゆっくり止まる設定になります。

 エンベロープをみればしっかり設定も反映されています。

 筆者はこれなしでは生きていけないからだになってます。

Preview Grid

 Animation Composerのプリセット内容を視覚的にプレビューするウィンドウです。

 このウィンドウの中でプレビューアニメーションが、ビュービュー動きます。

プレビューできるプリセットはAnimation Composerの中でリスト表示されていて、そのリストの右に小さな四角が4つ集まった格子状のアイコンがあり、そのアイコンをクリックすると、プレビューが表示されます。

Transition Shifter

 Animation Composerで作成したトランジションのタイミングを微調節するパネルウィンドウです。

 これも非常に直感的に操作することが可能です。

Animation Composerまとめ

 もう大盤振る舞いとしか言いようがありません。とくにKeyframe Wingmanあたりは普通に売っていてもおかしくないくらい便利なプラグインです。

 インストーラーも非常に行儀が良いし、アップデートの通知もちゃんとしてくれます。

 良い時代になりました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です